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【日本ハム】里崎智也氏「共同作業なんで!」万波中正の補殺特集にも伏見寅威の技術をベタ褒め


元ロッテの里崎智也氏がNHKBSの番組で、補殺に関する話題についてコメントしました。特に、日本ハムの万波中正外野手の送球技術が取り上げられ、里崎氏はその送球スタイルについて述べました。彼はキャッチャー視点で、ノーバウンド送球が捕球しやすいと評価しましたが、同時に重要な役割を果たす捕手伏見寅威選手の技術にも注目。伏見はベストプレーの際に、推奨された位置で捕球することでアウトの確率を高める動きを見せました。里崎氏はそのような捕手の貢献がもっと評価されるべきと主張し、共同作業の重要性を強調しました。

里崎智也氏

元ロッテ里崎智也氏(48=日刊スポーツ評論家)が12日、NHKBS「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~」に出演し、補殺の話題に物申した。

番組では昨季両リーグトップの11補殺を記録した日本ハム万波中正外野手(24)を特集。万波はベストプレーに7月14日ソフトバンク戦(エスコンフィールド)、2-1の7回2死二塁から甲斐の右前打で本塁へ突入した周東をワンバウンド送球でアウトにしたプレーを挙げた。その他にも技術論を語るなど、盛りだくさんの内容だった。

MCのナイツ塙宣之(46)が、里崎氏へ万波の送球術などへの所感を求めると「結構ノーバウンドが多いので。キャッチャーとしては楽だなと思いますよね。やっぱりワンバウンドだと合わせなきゃいけない」と語った。

だが名捕手の里崎氏は、万波の送球ハイライトに登場する伏見寅威(34)捕手にも注目した。「先ほど映像でもありましたけども、万波選手の補殺が増えているのは、キャッチャーの伏見のおかげもかなりありますよね」と評価した。

万波の挙げたベストプレーでは、捕手伏見が「追いタッチ」を防ぐためにホームプレートの後ろで捕球。通常の本塁クロスプレーであれば、捕手はベースの前で捕球し、背中側へ滑り込む走者へのタッチに移る。里崎氏は「ベースの後ろに位置して周東を(自分の)前に滑らせて、追いタッチにならないようにすることによって、アウトになる確率上がる」と、伏見の技を解説した。

続けて里崎氏は「ああいうのを、もっとキャッチャークローズアップしてくれないと。共同作業なんで!」と本音を明かし、スタジオを笑わせた。

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