昨年8月にマリナーズの監督を解任されたスコット・サービス氏(57)が、パドレスの野球運営部門と選手育成部門の特別補佐に就任すると12日(日本時間13日)、米メディア「アスレチック」が伝えた。パドレスにはダルビッシュ有投手(38)や松井裕樹投手(29)らが所属しており、ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の移籍先候補にも挙がっている。
サービス氏は現役時代に捕手としてアストロズやカブスなどでプレー。01年を最後に現役を引退し、04~10年はレンジャーズの選手育成部門でシニアディレクター、11年からはエンゼルスでGM補佐を務めた。レンジャーズ時代には、現在パドレスで編成本部長を務めるAJ・プレラー氏の下で働いていた。
その後15年10月にマリナーズの監督に就任。チームを率いた9年間で通算680勝642敗、勝率5割1分4厘を記録。地区優勝はなかったが、22年にワイルドカードでチームを21年ぶりのポストシーズン進出に導いた。