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【高校サッカー】流通経大柏CB奈須琉世、プレミア前橋育英戦でゴール「点取りたい」決勝再現へ


全国高校サッカー選手権で、流通経大柏(千葉)は初出場の東海大相模(神奈川)を1-0で下し、6大会ぶりに決勝に進出しました。決勝戦では前橋育英(群馬)と対戦します。流通経大柏のDF奈須琉世選手は、キャプテンとして守備の軸となり、今大会では4試合で1失点と堅守を見せています。前橋育英とはプレミアリーグでも対戦経験があり、奈須選手は得点をあげたこともある "お得意様"です。彼はセットプレーを生かして攻撃でも貢献したいと語っており、この決勝戦に全力を注ぐ姿勢を示しています。

流通経大柏対東海大相模 前半、シュートを放つ流通経大柏・奈須(撮影・鈴木みどり)

<全国高校サッカー選手権:流通経大柏1-0東海大相模>◇11日◇準決勝◇国立

流通経大柏(千葉)が初出場の東海大相模(神奈川)を下し、6大会ぶりの決勝に進んだ。

13日の決勝で前橋育英(群馬)と対戦する。世代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグ東地区で今季2度対戦し、1勝1敗と実力は拮抗(きっこう)している。キャプテンマークを巻くDF佐藤夢真(3年)とともにダブル主将を務めるDF奈須琉世(3年)は、今大会4試合1失点の堅守を支える。

17年度のファイナルで0-1で敗れた因縁の相手との大一番に向けて「目の前の相手に向かっていくだけ。いろいろなきつい試合を乗り越えてきたので、ラストは90分で、もう高校サッカー終わりなんで、そこだけに向かっていく」とこの一戦に集中する。

奈須にとって前橋育英は、2-0で勝利したプレミアリーグ前半戦で得点を奪った“お得意様”。「あれはたまたまなので」と謙遜しつつ「自分たちはセットプレーを武器にしてるので、そこから点取りたい」と守備だけでなく、攻撃でもチームに貢献する意欲を示した。【佐藤成】

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