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【札幌】GK阿波加俊太が引退 まだ29歳「年齢的にまだできる可能性ある」も決断した理由は


北海道コンサドーレ札幌のGK阿波加俊太選手(29)が、昨季限りで契約満了となり現役引退を発表しました。札幌下部組織出身でキャリアを重ね、相模原、ホンダFC、愛媛での期限付き移籍を経験後、札幌での長年の貢献がありました。24年には念願のJ1デビューを実現しましたが、引退を決意した背景には「年齢的な限界」と「オーバートレーニング症候群による長期離脱」が影響したと述べています。彼はプロ生活について「十分な結果が得られなかったが、責任感を持って努力した」と振り返りました。今後はコンサドーレ北海道スポーツクラブのスクールコーチとして指導者の道を歩み、「サッカーの楽しさを伝えたい」と意欲を語っています。

阿波加俊太

北海道コンサドーレ札幌は10日、昨季限りで契約満了となっていたGK阿波加俊太(29)の現役引退を発表した。札幌下部組織出身で13年にトップチーム昇格。J3相模原、JFLホンダFC、J2愛媛への期限付き移籍をへて、18年から22年まで札幌所属。同年オフJFL鈴鹿に完全移籍するも、24年に2シーズンぶり古巣復帰し、3月10日浦和戦ではプロ14年目で念願のJ1デビューを果たした。引退決断の理由については「年齢的にまだできる可能性もあるとは思いますが、正直、自分の気持ちの限界を感じたからです」としている。

昨年5月にオーバートレーニング症候群と診断され、長期離脱。療養中に引退を決めた。プロ生活について「サッカー選手としてたくさんの良い結果を残す事はあまりできませんでしたが、チームのゴールを守る責任感を常に持って毎日必死に、そして真面目にトレーニングをしてこられたと思います」と振り返った。

今後は一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブに所属し、スクールコーチに就任。「指導者として、自分も一緒に成長させていただきながら、サッカーの楽しさ・面白さを伝えられるように頑張っていきたいと思います。サッカー選手としてはここで終わりますが、指導者としての阿波加俊太をこれからもよろしくお願いいたします」とあいさつした。

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