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【FC東京】地元出身松橋力蔵監督のそば好きは深大寺の影響?「何か意味があるような出会いに」


FC東京は10日、新体制発表会見を実施し、松橋力蔵新監督が目標達成に向けた決意を語りました。松橋監督はクラブが掲げる目標を達成するために努力を惜しまない姿勢を示し、サポーターや関係者に信頼されることを目指しています。首都クラブでの指揮には大きな重圧が伴いますが、松橋氏はありのままの姿勢で挑む姿勢を強調しました。松橋監督は本拠地がある調布市国領の出身であり、故郷での監督就任に特別な思いを抱いています。幼少期から深大寺での蕎麦の話を聞いて育っており、地元のそばを勝負飯として力を蓄える考えを持っています。

FC東京の新体制発表会見に出席した、左から山口太陽、常盤亨太、松橋力蔵監督、マルセロ・ヒアン、ペク・インファン、後藤亘(撮影・佐藤成)

FC東京は10日、本拠地の味の素スタジアムで、新体制発表会見を行った。

昨季までアルビレックス新潟で指揮を執っていた松橋力蔵監督(56)は「まずはクラブが掲げる目標を必ず達成するために日々の努力を惜しまず取り組んで行きたいと思っています」とあいさつ。続けて「私が就任することによって、不安を抱える方もおそらくいらっしゃると思います。早くそういう方々に信頼されるよう、我々をサポートしてくれる方々、みなさんにも早く信頼されるよう、努力を惜しまず取り組んで参ります」と語って実直な性格をうかがわせた。

首都クラブで指揮を執ることになった。重圧は大きいが、背伸びせず、ありのままの姿勢で立ち向かっていく。「飾っても通用する相手ではないと思います。わからないものはわからないと言いますし、選手にも助けてくれという時は助けてくれと。本当に頼りないところもあるかもしれませんけども、そういう意味でも僕らしさというのは選手にぶつけていきたい」とうなずいた。

松橋監督は本拠地のある東京・調布市国領出身。縁のある土地で監督を務めることになった。幼少期に引っ越したため、記憶は薄いが「ご縁があるので、生まれただけではなく、ここから何か意味があるような出会いだったと思えるようにできたらいいなという風に思います」と故郷に錦を飾る思いだ。

そばが大好物。幼い頃、母親から都内屈指のそばどころである調布市深大寺の話は聞かされていたといい「こういうところで生まれ育ったからなのかな」と不思議なつながりを感じている。勝負飯は特にないというが、そばで地元パワーを蓄えて、松橋トーキョーを形作っていく。【佐藤成】

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