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【阪神】木浪聖也、勝負強い25年へ誓い「そこが本当に自分の役割」満塁男も昨季得点圏打率は下降


阪神タイガースの内野手、木浪聖也が2025年のシーズンに向けて決意を新たにした。昨シーズン、満塁時の打率で高成績を残したものの、得点圏打率が前年から低下したことを受け、打線のつなぎ役としての役割を果たせなかったと振り返る。勝利に貢献できず悔しい思いを抱え、今の自分を超えるためにオフシーズンには自主トレで自身を厳しく追い込み、故障防止に重点を置いた体作りを進めている。木浪は「過去の輝きに戻ることではなく、それを超えることを目指す」と意欲を示し、「熱血!タイガース党」に初出演して新年の抱負を語った。

福を呼ぶ熊手を手に笑顔を見せる阪神木浪聖也(2025年1月9日撮影)

阪神木浪聖也内野手(30)が10日、勝負強い25年を誓った。昨季は「恐怖の8番」として満塁打率4割7分1厘をマーク。一方で得点圏打率は23年の3割1分から昨季2割3分9厘と下降した。得点圏での一打を含め、打線をつなぐ役割は自身もこだわるポイントの1つだという。

「そこが本当に自分の役割だと思っていて。去年は勝ちに貢献する動きができなかった。終わってからいろいろ考えたし、そのための練習もずっとやってきたつもりです」

単独で自主トレを行うオフ。自身を追い込みながらも、故障防止を最優先にじっくり体を仕上げる算段だ。目指すのは23年の輝きではなく今まで以上の自分。「取り戻すとかというのは正直ない。超えるだけなので。現状以上の結果を残すためにしっかりやる」と力を込めた。

この日は「出たかった」というサンテレビの「熱血! タイガース党」に初出演した。

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