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鳥栖の富樫敬真、MLSアトランタ・ユナイテッドに移籍「挑戦のチャンス」米ニューヨーク州出身


J2チームのサガン鳥栖は、FW富樫敬真が米プロリーグMLSのアトランタ・ユナイテッドFCに完全移籍することを発表しました。富樫は移籍の理由として、アメリカでの挑戦が以前からの夢だったと述べています。彼は日本代表として数々の経験を積み、Jリーグでのキャリアを通じて計244試合に出場し、J1で19得点、J2で24得点をマークしました。富樫はニューヨーク州出身で、横浜F・マリノスでキャリアをスタート。FC東京、FC町田ゼルビア、V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台、そしてサガン鳥栖など複数のクラブでプレーした経歴を持ちます。今後はMLSでの新たな挑戦が期待されています。

富樫敬真(2023年9月撮影)

J2サガン鳥栖は9日、FW富樫敬真(31)が米プロリーグMLSのアトランタ・ユナイテッドFCに完全移籍すると発表した。

富樫はクラブを通じて以下のようにコメントした。

このたび、MLSのアトランタ・ユナイテッドFCに移籍する事となりました。

サガン鳥栖で新たな歴史をつくるという思いで加入しましたが、ファン・サポーターの皆さんと、古くから鳥栖に携わっているクラブ内の方々にも苦しい思いばかりをさせてしまった事への悔しさはいまだにあるように感じます。

しかし今回は自分がいつかはやりたいという気持ちがあったアメリカでの挑戦のチャンスを頂き、僕の決断を理解してくれた強化部の方達にもこの場を借りて感謝申し上げます。

そして、苦しい中でも常に前を向かせてくれた監督、スタッフ、選手。そしてファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。サッカー選手やっててよかったと思える瞬間はサガン鳥栖にいる間多かったと、今振り返っても感じました。

J1へ戻るサガン鳥栖を心から願っております。

富樫は米ニューヨーク州出身で、横浜F・マリノスのジュニアユース、日大高、関東学院大を経て16年にJ1横浜F・マリノス入り。15年には大学に所属したままJリーグの試合に出場できる特別指定選手として、9月19日のJ1FC東京戦で初出場初ゴールをマークした。16年にはU-23日本代表に選ばれ、トゥーロン国際大会に出場した。

18年にFC東京に移籍し、その後はFC町田ゼルビア、V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台、サガン鳥栖でプレー。昨季はJ1だった鳥栖で37試合に出場し、2ゴールを挙げた。J1通算128試合19得点、J2通算116試合24得点を記録している。

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