3季ぶりのJ1となる清水エスパルスは8日、静岡市内で新体制発表会見を行った。
今季は11選手が新加入。大津高(熊本)で背番号「10」をつけ、年代別日本代表経験もあるMF嶋本悠大(18)は1日も早いプロデビューを誓った。
就任3年目の秋葉忠宏監督(49)は、地に足をつけて戦う構えを示した。今季のクラブ目標は「10位以内」。現実的な目標設定には「我々はJ1では中堅クラブの立ち位置。まずはJ1に居続けることが大事」と強調した。ただ、攻撃的なスタイルは変えずに勝負する。クラブスローガンも昨季と同じ「ONE FAMILY」。11人の新戦力と既存選手を融合させ、さらに進化したチームを作るつもりだ。開幕までは約1カ月。「どのクラブも最初は勝ち点ゼロから始まる。しっかりといい準備をしたい」と意気込んだ。【神谷亮磨】