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【阪神】藤川球児監督が日刊スポーツ来社「MLBの組織に近いことできている」戦力充実度手応え


1月7日、阪神タイガースの藤川球児監督は大阪の日刊スポーツ新聞社を訪れ、新年のあいさつを行いました。藤川監督はチームの戦力充実について語り、成熟した選手たちをうまく引き継ぎながら、さらなる力を引き出す姿勢を示しました。米国のMLBと比較して、阪神がいかに戦力が整備されているかを強調し、特に打線の安定感に自信をのぞかせました。球団は創設90周年を迎える今年、強力な布陣でリーグ優勝奪還を狙います。藤川監督の新たな指揮の下で、2023年に向けた期待が高まっています。

日刊スポーツ新聞西日本大阪本社を訪れた阪神藤川監督(撮影・藤尾明華)

阪神藤川球児監督(44)が7日、新年のあいさつで大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れた。橘尚雄社長らと懇談する中で、リーグ王座奪還を目指す戦力への手応えをにじませた。「戦力を見いださなきゃいけなかったら正直大変です。本当にタイミングよく、打線にちゃんと核がいる状態。うちは時間をかけてやってきて、岡田(前)監督もメンバー固定してやっていたので、そのおかげです」。成熟しつつある選手たちをしっかり引き継ぎ、さらに力を引き出す。

大谷やベッツ、フリーマンと大型補強で戦力をそろえ、昨年ワールドシリーズを制覇したドジャースを例えに出しながら、チームの充実度を口にした。「アメリカだったら選手を引き抜いてきて、スタメンは確定していて、打順をどうするかというのが(監督の)仕事。そういう意味では、MLBの組織に近いことを、今うちができている」。同席した粟井球団社長も「これだけ戦力がそろっている、今みたいないい時間はなかなかない。これを続けていかないといけない」と力を込めた。球団創設90周年という節目の年。新指揮官は強力ナインと2年ぶりの頂点を狙う。【磯綾乃】

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