今季からJ2のジュビロ磐田はJ2優勝でのJ1復帰をクラブ目標に掲げた。
7日に磐田市内で新体制発表記者会見を実施。昨季途中からJ1横浜Fマリノスを指揮したジョン・ハッチンソン新監督(45)を招聘(しょうへい)し、攻撃的なスタイル構築を目指す。 会見の冒頭で藤田俊哉スポーツダイレクター(SD、53)は「今年はJ2優勝でのJ1昇格。この1点に尽きる」と言い切った。再起となるシーズンはオーストラリア出身の指揮官のもとで勝負する。ハッチンソン監督は昨季途中からJ1横浜を指揮し、攻守でアグレッシブなチームスタイルを築いた。磐田でもそのスタイルを踏襲するといい、「ポゼッションベースで攻撃的なサッカーをやりたい。クラブには素晴らしい歴史がある。いるべき場所に戻したい」と力を込めた。
今季は新たに12選手が加入。セレッソ大阪から完全移籍で加わったMF為田大貴(31)や柏レイソルから入団したDF川口尚紀(30)ら、過去にJ1昇格を経験したベテランも新戦力に名を連ねた。為田は「自分の経験を若い選手にも伝えながらチームになりたい」。川口も「J2優勝でのJ1昇格を経験しているので、自分の力を還元したい」と意気込んだ。新チームは明日8日に始動する。