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上武大・ドラフト候補、右のスラッガー西原太一 高3夏、コロナで出場辞退の悔しさを糧に成長


関甲新大学野球リーグの上武大学が新年最初の練習を開始しました。西原太一外野手は、日本一とドラフト指名を目標に掲げ、練習に臨んでいます。西原は宮崎商業高校出身の右のスラッガーで、過去に新型コロナウイルスの影響で甲子園出場が叶わなかった経験があります。大学に入ってからは、先輩たちの教えを受け、走攻守に優れた選手に成長しました。特に昨秋のリーグ戦では、打率.379と3本塁打を記録し、チームの中心選手として活躍しています。監督からも絶大な信頼を受けており、今年のさらなる飛躍が期待されています。

日本一、ドラフトと目標を掲げ練習をスタートさせた上武大・西原(撮影・保坂淑子)

関甲新大学野球リーグの上武大が7日、群馬県・伊勢崎市内の同大グラウンドで練習始めを行った。練習を前に、グラウンド近くの飯玉神社で参拝。今秋のドラフト候補に挙がる右のスラッガー、西原太一外野手(3年=宮崎商)は「今年は日本一とドラフトに指名される。一番良い形で終われるように、と手を合わせてきました」と、笑顔を見せた。

先輩たちを手本に練習を重ね、走攻守そろった選手に成長した。2学年上の日ハム進藤勇也にはウエート。1学年上の昨秋巨人3位指名の荒巻悠には打撃のコンタクトの方法、感覚を教わり、1年冬からメキメキと力を発揮。打球速度は161キロで、昨秋のリーグ戦では打率3割7分9厘。3本塁打で本塁打のタイトルを獲得。谷口英規監督(55)も「間違いなくウチでは中心選手。絶対に外せない。パワーでは抜けている」と、高く評価した。

西原には乗り越えたい夏がある。21年、高3夏の甲子園に出場したが、新型コロナに選手13人が感染。初戦を前にチームが出場を辞退した。実は西原も感染した選手の1人だった。「当時、出場辞退はホテルで聞きました。でも、僕自身40度の高熱で、体がキツすぎて現実味がなかった。でも甲子園に出場して結果を残していたらプロもあったのかなぁ…と思う時もあります」と、悔しさが今でも残る。

あの夏、経験できなかった甲子園よりも、もっともっと大きな舞台に挑みたい。上武大に進学して3年が経ち、プロを目指せる選手に成長を遂げた。「今振り返ると大学に来てよかった。これも運命なのかな、と思います」。今は自信をもって上の世界へ。堂々と挑戦する。

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