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訴状には獲得目指す佐々木朗希の名前も!パドレス経営権巡り勃発のお家騒動


ロッテの佐々木朗希投手がポスティングシステムを通じてメジャーリーグ移籍を目指していますが、その移籍先として有力視されているサンディエゴ・パドレスが経営権を巡る訴訟に直面しています。パドレスの前オーナーの遺族間で経営を巡る訴訟が起こり、球団の将来計画に影響を及ぼす可能性があります。特に、前オーナーの妻であるシール・サイドラー氏が、佐々木の獲得に重要な役割を果たすべきだと地元紙でも報じられており、彼女の立場が不安定なため、交渉に影響が及ぶことが懸念されています。

ロッテ佐々木朗希(2024年10月14日撮影)

パドレスの経営権を巡る訴訟が起こる中、その訴状に、ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の名前が記されていることが判明した。

パドレスは前オーナーのピーター・サイドラー氏が一昨年11月に死去し、昨年12月21日にサイドラー家の長男であるジョン・サイドラー氏が筆頭オーナーに就任することが球団から発表された。だが前オーナーの妻であるシール・サイドラーさんがテキサス州の遺言検認裁判所でピーター氏の兄弟であるロバート氏とマシュー氏を提訴。シールさんはピーター氏死後に球団経営から事実上排除された状態だと主張し、経営権を求めて争うとしている。

その訴状は全文が公開されており、サンディエゴの地元ラジオ局コメンテーターのジョン・シェーファー氏ら一部メディア関係者によってX(旧ツイッター)に投稿された。佐々木については序文の中で「前オーナーであるピーター氏が描いていた球団の展望は妻のシールさんと子供たちに受け継がれており、球団にとって欠かせない存在になっている。シールさんは選手獲得にも大きな役割を果たしており、地元紙サンディエゴ・トリビューンも最近のコラムで、(ロウキ)ササキの獲得を目指す球団のメンバーに、シール・サイドラーも加わるべきと書いている」と記されている。

パドレスは、佐々木獲得を目指す球団の中でも有力候補に挙げられている1つ。だが23日(同24日)の交渉期が近づく中でのこのお家騒動勃発で、獲得交渉への影響を懸念する声も出ている。

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