<プレミアリーグ:リバプール2-2マンチェスターU>◇5日◇第20節◇アンフィールド
MF遠藤航(31)が所属する首位リバプールは、ホームでマンチェスター・ユナイテッドと2-2で引き分け、連勝が3でストップした。2-1の後半35分に追い付かれた。遠藤はベンチ入りしたが出番はなかった。マンチェスターUは連敗を3で止めた。
先制したのはマンチェスターUだった。後半7分、ブルーノ・フェルナンデスのパスを受けたリサンドロ・マルティネスが左サイドの角度のない位置から左足でゴールを決めた。
だが、そこからリバプールが逆転する。後半14分、マクアリスターのスルーパスに抜け出したガクポが、相手のスライディングをかわして右足で豪快に決めて同点。同20分過ぎにはマクアリスターのヘディングシュートをデリフトが手で防ぎ、VARの結果はPK。それを同25分にサラーが決めて勝ち越した。エースFWは今季リーグ戦18ゴールとした
雨が強まったアンフィールド。リバプールが押し切ると思われたが、後半35分にマンチェスターUが意地を見せる。途中出場のガルナチョの左からのクロスをディアロが左足で合わせて同点。試合終了間際にはマンUに決定機があり、マグワイアがフリーで放ったシュートは枠を外れた。そのまま勝ち点1を分け合った。
4連勝を逃したリバプールの主将ファンダイクは最後のピンチもあって「もっと悪い結果になっていた可能性もあった」と振り返り、「我々は完璧ではない。まだ学んでいる最中。この試合からも学ばなければならない」とコメントした。
連敗を3で止めたマンチェスターUのアモリム監督は「試合を見れば、我々が常に苦しんでいるわけでないことが分かる。ゲームをコントロールした時間も合った。いい試合だった」と語った。