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【阪神】藤川球児監督、年末年始は動画漬け ユーチューブで見ているのは…「自分のための勉強」


阪神タイガースの藤川球児監督(44歳)が、選手のプレー映像を熱心に研究していることを明らかにしました。藤川監督は、球団が所有する映像とYouTubeの動画を活用し、2024年の選手の動きやゲーム内容を把握しようとしています。特に、選手の失策については「量より質」に注目し、昨年の映像を分析することでエラーがチームに与える影響を評価しています。監督は「数字ではないところを見るために」と述べ、選手と深い会話をするための予習および自分自身の勉強を重視しています。藤川監督は、選手の成長とチームの勝利に貢献するため、旺盛な探求心を見せています。

阪神藤川監督(2024年撮影)

阪神藤川球児監督(44)が「動画漬け」の日々を過ごしていることを明かした。熱心に見ているのは阪神選手のプレー映像。仕事が一段落した昨年末から年をまたいで、画面とにらめっこを続けている。球団が所有している映像と合わせて「編集がうまい」と動画投稿サイトのYouTubeも活用している。

「24年の選手の動きや、ゲームの内容を見返しています。去年と比較してプレーする選手もいるので、僕自身が去年のことも把握しておかないと。予習ですね。自分のための勉強」

意図はシンプル。前提を知らないと、選手と深くプレーの話はできない。「数字ではないところを見るために」とも表現した。一例としては、ミスの中身がある。佐藤輝が昨季23失策するなどエラーの多さが取り沙汰される。しかし、岡田前監督が失策は「量より質」としていたことに同調。「昨年の映像を見たりして(実際に)失策がどうチームに響いているのかというのもちゃんと見たい。『質』を冷静に見るためには、自分がまずは分析しないといけない」と強調した。

勝つために、より選手が成長するために。受験生並みに思考を巡らせている。

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