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【高校サッカー】「雰囲気にのみ込まれた」上田西、大敗も「全国常連校からの学び大きい」白尾監督


全国高校サッカー選手権の準々決勝で、流通経大柏(千葉)が上田西(長野)を8-0で破り、準決勝進出を果たしました。上田西は7大会ぶりの4強入りを逃しました。流通経大柏は試合序盤から攻撃を支配し、前半だけで6点を奪取。後半にも2得点を追加し、圧倒的な試合運びを見せました。一方で、上田西は流通経大柏の個人技や機動力に圧倒され、シュート数は後半の2本にとどまりました。上田西の白尾監督は「立ち上がりをもっと頑張れたかもしれない」と述べ、選手交代について振り返りましたが、選手たちの後半の切り替えを称えるコメントもありました。上田西は今大会で3回戦まで進出し、成長の機会を得ました。

準々決勝 流通経大柏対上田西 前半、上田西・柳沢(中央)は流通経大柏守備陣からマークを受ける(撮影・小沢裕)

<全国高校サッカー選手権:流通経大柏8-0上田西>◇4日◇準々決勝◇フクアリ

7大会ぶり3度目の上田西(長野)が、優勝経験のある3大会連続8度目の流通経大柏(千葉)に0-8で完敗し、7大会ぶりの4強入りはならなかった。

前半13分に先制されると、そこから立て続けに5失点。6-0の後半も2点を追加された。シュート数は後半に放った2本のみに抑えられ、白尾秀人監督(44)は「立ち上がりのところ。もう少し頑張れたのかな。選手交代ももう少し考えれば良かったな、という部分は自分の責任かと思います」と振り返った。

序盤から地元の大声援を受ける流通経大柏の波状攻撃に圧倒された。「会場全体が全部(流通経大)柏さんだった。やっぱり雰囲気にのみ込まれた。まだまだ経験が足りなかった」。相手の個人技と機動力を生かした攻撃、球際の強さ、帰陣の速さなど全ての基準が違った。「勝てなかったのは素直に認める」。それでも「後半に切り替えてピッチに入り、ひたむきにプレーした。(8失点も)胸を張って帰りたい」。最後まで下を向かずにプレーした選手たちをたたえた。

この日は高校年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグに所属する強豪に攻守で圧倒されたが、7大会ぶりの全国選手権で2勝を挙げるなど足跡は残した。2日の3回戦では矢板中央(栃木)を2-0で撃破した。「守備から入り、その中でパスをつないで前進する部分は表現できた。経験は大きい。1、2年生はこの現実を見たので(全国)常連校のやり方だったり、振る舞いだったり、から学び、1つ1つを積み上げていきたい」。上田西はこの日の大敗を成長の種に、またこの舞台に戻って来る。【小林忠】

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