大谷翔平が直接助言か ドジャースと契約の韓国代表キム・ヘソンへ 同じ代理人事務所

ドジャース大谷翔平（24年10月撮影）

韓国プロ野球の金慧成（キム・ヘソン）内野手（25＝キウム）がドジャースと行った契約交渉の際、大谷翔平投手（30）が直接面談に参加し、アドバイスを送っていたことが3日（日本時間4日）、明らかになった。韓国メディアの情報として伝えられたもので、代理人が同じ「CAA」でもあり、対面が実現したものとみられる。

金の契約は、3年総額1250ドル（約19億3750万円）で、2年間の相互オプション付き。昨年12月7日にポスティング申請したキムと各球団との交渉期限は米東部時間3日午後3時で、締め切り直前に契約がまとまった。複数の米メディアのよると、エンゼルス、マリナーズはド軍以上の好条件を提示したとも言われており、大谷の出馬が金の決断に影響を与えた可能性はある。

17年にプロデビューした金は、俊足好打の選手として通算打率3割4厘、37本塁打、386打点、211盗塁の成績を残した。21年以降は4年連続打率3割をマークしたほか、20年東京五輪、23年アジア競技大会には韓国代表として出場した。