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ロバーツ監督、大谷翔平と過去に塩対応レジェンド左腕の関係性は「お互いを知ることで絆が…」


大谷翔平がメジャーリーグ挑戦を決断した際、大谷とドジャースのクレイトン・カーショーには特別な縁ができた。最初は接触がなかったものの、ドジャースでの練習や試合を通じて関係が深まった。カーショーは、手本として大谷を尊敬し、大谷もカーショーに敬意を示した。2024年、大谷が「50-50」記録を達成しドジャーススタジアムに戻る際、カーショーはスタンディングオベーションを提案し、チーム全体で大谷を称えた。この瞬間を通じて、カーショーと大谷の間には感動的な絆が芽生えたことが示された。

大谷の「50/50」達成記念Tシャツを着て練習をするカーショー(2024年9月撮影)

BSテレ東は1日、「大谷翔平のなぜには物語がある」を放送。ドジャースのロバーツ監督が、大谷とレジェンド左腕クレイトン・カーショー投手(36)との関係性を語った。

大谷とカーショーは17年オフ、大谷がポスティングシステムでメジャー挑戦を決断した時から縁がある。ドジャースは交渉の席にチームのレジェンド左腕カーショーを同席させたが、大谷はエンゼルス入りを決断。カーショーはその後に「とんでもない時間の無駄だった」「彼とは1度も話したことはないし、知らないね」と、塩対応を見せてきた。

ところが同じドジャースのユニホームを着てプレー。ロバーツ監督は「ショウヘイはカーショーに対してずっと尊敬の念を抱いていた。カーショーはショウヘイを見て、お互いを知ることで絆が生まれたんだ」と、2人の関係性を明かした。

カーショーは大谷が史上初の「50-50」を敵地で達成し、本拠地ドジャースタジアムに帰ってきた際にサプライズを提案。大谷が第1打席を迎えると、ベンチ前でチームメートが全員スタンディングオベーションを送り、スタジアム全体に波及した。ロバーツ監督は「カーショーが私に提案してきたんだ。『ショウヘイの打席の前にベンチを出てスタンディングオベーションはどうか?』とね。ドジャースタジアムでショウヘイにあの瞬間を味わってもらいたかったのだと思う。カーショーのアイデアのおかげだ」と、レジェンドが大谷へ送った賛辞を明かした。

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