<プレミアリーグ:ブレントフォード1-3アーセナル>◇1日(日本時間2日)◇第19節◇ロンドン
アーセナルが新年最初の元日ゲームに快勝し、2位に浮上した。アウェーでブレントフォードと対戦し、3-1の逆転勝ちを収めた。負傷で長期離脱中のDF冨安健洋はベンチ外だった。
試合は前半13分、ブレントフォードに先手を奪われた。カウンターから持ちこまれたFWムベウモにカットインでのシュートを決められた。
しかし落ち着いてボールを保持し、流れをつかむと前半29分にMFパーティーのシュートを相手GKにセーブされるも、こぼれ球となったところをFWジェズスがダイビングヘッドで押し込み同点とした。
持ち前のカウンタープレスを発揮。敵陣でのボール回収を繰り返したアーセナルは、落ち着いた試合運びで後半立ち上がりに勝負をかけた。
後半5分にCKからゴール前に混戦状態を意図的に作りだし、こぼれ球をMFメリーノが蹴り込み2-1とリード。さらに3分後、右からFWヌワネリがクロスボールを送り、クリアボールを拾ったMFマルティネリが強烈なシュートを決めて追加点を挙げた。
2点リードしたアーセナルは4-4-2の布陣でブロックを敷き、中を閉じる盤石の守りを披露。ダブルボランチのパーティー、メリーノが中盤で強さを見せつけた。ブレンドフォードは攻め手がなく、時間ばかり過ぎた。ボールを回収すればMFウーデゴールがマジックのようなパスで攻撃のタクトを振るった。
終盤にはイングランド代表MFライス、ベルギー代表FWトロサールらが途中出場するという豪華陣容。スコアは動かなかったが、アーセナルが強さを見せつけた。