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佐々木麟太郎、スタンフォード大進学の恩人を紹介「自分の人生にリターン」セカンドキャリア重視


佐々木麟太郎は、花巻東高から名門スタンフォード大学に進学し、その背景にはアメリカで自動車部品会社を運営する友永順平の支援があった。羽鳥慎一の番組で紹介され、友永氏は佐々木の大学進学を可能にする交渉を行った。スタンフォード大学は学業とスポーツ両方に力を入れることで知られ、佐々木はその環境での挑戦が将来的に自身に大きなリターンがあると考え進学を決断。佐々木は高校時代に140本塁打を記録し、2023年のドラフトでは1位指名が有力視されていた。スタンフォード大学では、全額免除のフルスカラシップを得て学んでいる。

佐々木麟太郎(2024年3月撮影)

テレビ朝日は1日、「羽鳥慎一モーニングショー新春特大スペシャル」を放送し、花巻東高から米名門スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)の恩人が登場した。

番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が同大を訪れ、佐々木とキャンパスを散策。佐々木が「アメリカに来るまでのプロセスで一番お世話になった方です」と、ロサンゼルスで自動車部品の会社を経営する友永順平さんを紹介した。友永さんは日米大学野球の通訳も務め、佐々木の米大学進学の際に大学との交渉を担ったという。

友永さんは佐々木の進学先について「相当な大学からオファーがあって、全大学フルスカラシップ(授業料など全額免除)でのオファーだったんです。でも40歳とかで引退したときに、それから次の人生が何十年もあるので、スタンフォードが社会で活躍するには一番いいんじゃないかな」と明かし、勉学にも力を入れている同大の魅力を語った。

佐々木はスタンフォード大進学の決め手を「学業とかスポーツとか、一番大変そうな大学だなって印象はあったので。でも大変そうなところでやりきることで、そのあと自分の人生にリターンしてくるのは大きい」と語った。

高校通算140本塁打の佐々木は、23年ドラフト1位指名を確実視されながら、スタンフォード大への進学を決断。米情報サイト「パーフェクトゲームUSA」で、26年の米大リーグのドラフト候補ランキングで全米24位にランクインした。

カリフォルニア州に位置するスタンフォード大は、1年間で1700人ほどが入学し、敷地面積は千代田区の約3倍。全世界から5万人以上の応募があり、合格率は約4%だという。佐々木は授業料や寮費が全額免除の「フルスカラシップ」としてキャンパスライフを送る。

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