<全国高校サッカー選手権:滝川第二0-1東北学院>◇31日◇2回戦◇ニッパツ
3年ぶり22度目出場の滝川第二(兵庫)が1点が遠かった。シュート数では13-3と東北学院(宮城)を大きく上回るも、決定機を何度も逃した。
後半31分にセットプレーから失点を許したあとも、試合終盤に怒濤(どとう)の攻撃を見せたが、相手守備陣の牙城を崩せなかった。
16度のCKも生かせず、小森康宏監督は「後半立ち上がりからペースアップしていって決定的なチャンスが増えたんですけれど…。なかなか難しい」と振り返った一方、「センターバックもキーパーも良かったですね。どこからでも手が出てくるのでね。もっとしっかり蹴り込まないとシュートは入らないですね」と相手もたたえつつ、悔しい表情を見せた。
MF三宅蔵ノ助主将(3年)も「まだまだ練習不足。後輩たちにはもっともっと練習してほしい」と託した。【鎌田直秀】