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【高校サッカー】阪南大高6発大勝、エース硲冬真が2得点1アシストで得点王宣言「8ゴールを」


阪南大高が全国高校サッカー選手権の2回戦で新潟明訓を6-0で破り、初戦を突破しました。エースのFW硲冬真は、前半9分と24分にそれぞれゴールを決め、さらに1アシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献しました。硲は「得点王」を目指し、先輩の鈴木章斗の7ゴールを超える8ゴールを達成する意気込みです。試合後、彼は夏の全国インターハイでの悔しい経験から成長を遂げたと語り、次の3回戦で東福岡と対戦します。3回戦を勝ち抜けば、阪南大高は過去最高のベスト8に進出可能です。

阪南大高対新潟明訓 6-0の大勝で、この日2得点の阪南大高・硲は笑顔でガッツポーズ(撮影・浅見桂子)

<全国高校サッカー選手権:阪南大高6-0新潟明訓>◇31日◇2回戦◇NACK

3大会ぶり3度目出場の阪南大高(大阪)は、6発の大勝で初戦突破。前回21年度に記録した同校の過去最高ベスト16(3回戦)に並んだ。

エースのFW硲(はざま)冬真(3年)が前半9分に左足で先制点、同24分に右足で追加点を奪うなど、2ゴール1アシストの活躍で勝利へと導いた。

「僕にボールを送ってくれる選手がそろっていたので、サイドで待って、いつも通り仕掛けて、やるだけだった」

左サイドから自慢のスピードで仕掛けた背番号7は、夏の全国インターハイでは登録外。「出られなくて悔しい思いをして、そこで自分自身をしっかり見つめ直して、磨いて、武器が増えて、自信になった」と振り返った。

3大会前は、主将でエースだったFW鈴木章斗(現湘南ベルマーレ)が3試合7ゴールで大会得点王を獲得した。

この日の試合後、ヒーローインタビューで目標に「得点王」を掲げた硲は「やはり先輩に鈴木選手がいて、7点を決めているので、僕はそれを超える8ゴールを決められるようにしたい」と決意を新たにした。

目標はフランス代表FWキリアン・エムバペ(Rマドリード)や、日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)、FW福田師王(神村学園卒でボルシアMG入団)という。

浜田豪監督(47)も「1年間を通じて、成長しているところは今日を見ても分かる」と、180センチのエースの頼もしい姿を見つめた。

3回戦の相手は東福岡。夏のインターハイでは1回戦で強豪・大津(熊本)に勝ったものの、2回戦で福岡大若葉にPK戦で敗れている。今回の大一番を制すれば、過去最高のベスト8に進む。

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