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【高校サッカー】9大会ぶり出場の新潟明訓は阪南大高に0―6大敗 県勢初戦敗退は8年ぶり


全国高校サッカー選手権の2回戦で大阪の阪南大高が新潟明訓に6-0で圧勝した。新潟明訓は前半3失点、後半もさらに3失点を喫し、攻撃ではゴールを奪うことができなかった。この敗北は新潟県勢にとって8大会ぶりの初戦敗退となった。新潟明訓は県大会で無失点優勝し、準決勝では全国3位の帝京長岡に勝利して全国大会に臨んだが、大阪府大会で強力なオフェンスを見せた阪南大高に屈した。新潟明訓のGK、加藤俐功は鼻骨を骨折しながら復帰、フェースガードを外して試合に臨んだがチームを守り切れなかった。

阪南大高対新潟明訓 前半、シュートを放つ新潟明訓・桑原(右)(撮影・浅見桂子)

<全国高校サッカー選手権:阪南大高6-0新潟明訓>◇31日◇2回戦◇NACK

新潟明訓(9大会ぶり7度目)は初戦の2回戦で大阪・阪南大高(3大会ぶり3度目)に0-6で大敗した。

前半に3失点し、後半にも3発を浴びた。攻撃では左MF桑原壮汰、FW斎藤瑛太主将(ともに3年)らが積極的に仕掛けたが、ゴールネットを揺らせなかった。新潟県勢の初戦敗退は8大会ぶりとなった。

新潟県大会は全5試合無失点で優勝。準決勝では今夏の全国総体で3位の帝京長岡を1-0で破って勢いに乗り、9大会ぶり7度目の全国出場を決めていた。だが、この日は大阪府大会5試合で22得点とオフェンス力のある阪南大高に手も足も出なかった。

GK加藤俐功(3年)は11月10日に行われた県大会決勝の後半、相手FWと接触して鼻骨骨折。手術後、全治3カ月の診断を受けたが、今月初旬に復帰。ここまで着用していたフェースガードを外してゴールマウスに立ったが、勝利に導くことは出来なかった。

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