【高校サッカー】明秀学園日立が１年・六崎蓮太の豪快ミドルなどで近大和歌山退け２年連続16強

明秀学園日立対近大和歌山　後半、ゴールを決め喜ぶ明秀学園日立・六崎（右）（撮影・江口和貴）

＜全国高校サッカー選手権：明秀学園日立2－0近大和歌山＞◇31日◇2回戦◇ニッパツ

2年連続6度目出場の明秀学園日立（茨城）が近大和歌山を2－0で破り、2年連続となる3回戦進出を決めた。

0－0で迎えた後半16分、FW竹花龍生（3年）の左CKを、ゴール前中央に走り込んだDF管野一葵（3年）が打点の高いヘディングで合わせて先制した。

同23分には県大会前に膝のケガで離脱した3年生中心選手に代わって抜てきされたボランチの1年生六崎（むつざき）蓮太が右足シュート。20メートルを超える鋭い弾道が左隅に突き刺さった。

守備陣も県大会から続く無失点を、全国舞台でも完封で継続し、勝利を導いた。

昨年の全国総体（インターハイ）優勝メンバーが数多く残る経験値を生かし、選手権初優勝に挑む。