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【柏】MF小泉佳穂が浦和から完全移籍加入「強い覚悟を持って」レッズ側からは長文のメッセージ


浦和レッズのMF小泉佳穂が柏レイソルへの完全移籍を発表しました。新監督リカルド・ロドリゲスのもとで活躍し、22年からは背番号8を務めていました。小泉選手は「柏レイソルに加入できて嬉しい。タイトルを目指し強い覚悟でこのクラブに来た」と語っています。浦和レッズでは天皇杯とACLで優勝し、移籍に際しては浦和での経験とファンへの感謝を述べました。また、ACL決勝の埼玉スタジアムでの光景を忘れないと述べ、振り返りとしてリーグタイトル獲得の失敗とクラブワールドカップに参加できないことを挙げました。

J1 第30節 浦和対柏 後半、先制ゴールを決め喜ぶ浦和小泉佳穂=2023年10月20日  

柏レイソルは、浦和レッズからMF小泉佳穂(28)が完全移籍加入すると発表した。新監督に就任するリカルド・ロドリゲス氏の下で、浦和で活躍。22年からは8番を背負っていた。

「柏レイソルに関わるすべての皆様はじめまして。小泉佳穂です。このたび、浦和レッズから加入することになりました。柏レイソルという歴史あるクラブに加われたこと、心より嬉しく思っています。タイトルを獲る。強い覚悟を持ってこのクラブに来ました。後はピッチでお見せできたらと思います。よろしくお願いします!」

また浦和側からは、長文で感謝の思いをつづった。

このたび、柏レイソルに移籍することになりました。

2021年に加入してから4年間、本当にたくさんの経験をさせていただきました。

浦和レッズという偉大なクラブ、ファン・サポーターの下で闘えたこと。そして天皇杯とACLで優勝したこと。そこに少しでも貢献できたこと。本当にうれしく誇りに感じています。

ACL決勝での埼スタとその日の浦和の街で見た光景を、僕は生涯忘れることはないでしょう。

2023年のルヴァンカップ決勝で敗れたこと。リーグタイトルが獲れなかったこと。今年のクラブワールドカップを闘えないこと。みなさんに直接お別れのあいさつができないこと。心残りもたくさんあります。

良いときもあれば悪いときもあり、その中でも悔しさ、不甲斐なさを感じることの方が多く、ときに自分はこのクラブに相応しくないと思い悩みながら過ごしたこともありました。それでも、チームメート、コーチングスタッフ、メディカ

ルスタッフ、クラブスタッフ、グランドキーパーのみなさま、食堂スタッフのみなさま、パートナー企業のみなさま、そしてファン・サポーターのみなさま、浦和レッズに関わる全てのみなさまの支えのおかげで、闘い続けることができました。

ただただ、感謝しています。本当にありがとうございました。

いつも背中を押してもらったあの声援を、対戦相手として味わうことになるのが怖いような、楽しみなような、そんな複雑な気持ちです。

今後のサッカー人生において、さらに飛躍をして日本で最も熱いサポーターのいる埼玉スタジアムで、少しでも大きなブーイングを受けられるような選手になりたいと思います。

4年もの間、多大なるご支援ご声援、本当にありがとうございました。またお会いできること、そして浦和レッズの発展を心より願っています!(ともに原文まま)

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