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三笘薫、途中出場で同点ゴールに絡む ブライトン、アウェーでアストンビラと引き分け7戦未勝利


22-23プレミアリーグ第19節で、日本代表の三苫薫を擁するブライトンはアウェーでアストンビラと2-2で引き分けた。ブライトンは試合序盤にアディングラのゴールで先制したが、アストンビラにPKとセットプレーから逆転され、苦しい展開となった。後半14分に三苫が途中出場し、攻撃の活性化を図ると、後半36分に彼のアシストによって同点ゴールが決まった。試合はそのまま引き分けに終わり、ブライトンは7試合連続未勝利ながら勝ち点を獲得。来月のアーセナル戦に向けて順位向上を目指す。

アストンビラ対ブライトン 試合後にファビアン・ヒュルツェラー監督と話すブライトンの三苫薫(ロイター)

<プレミアリーグ:アストンビラ2-2ブライトン>◇第19節◇バーミンガム

日本代表MF三笘薫(27)の所属するブライトンは、アウェーでアストンビラと2-2で引き分けた。2024年最終戦も勝利とはならず、7試合連続未勝利となった。

三笘は今季2度目のベンチスタートとなったが、1点差を追う後半14分から出場。2列目の3人を一挙に変える「3枚替え」の中で左の2列目に入った。

後半19分、縦へのスピードに乗ったドリブル突破を仕掛け、並走する相手より半歩前に出てスライディングでクロスを送った。こことは得点にはつながらなかったが、持ち味を発揮した。

そして後半36分、チームは自陣から素早く展開し、左サイドでパスを受けた三笘はすぐに中へパス。走り込んだFWジョアン・ペドロが巧みなタッチでさらに右へ流すと、走り込んだランプティが右足で鮮やかに蹴り込んだ。三笘が絡んだ流れから同点ゴールが生まれた。

三笘らが入ったことでブライトンは幅を使った攻撃が活性化。同点ゴールの場面も三笘の縦を警戒したことによって、バイタルエリアがフリーとなったところ、横、横へのスライドパスからゴールにつながった。

三笘はアディショナルタイムにも左の高い位置を取り、勝ち越しを狙った。しかしアストンビラも集中力を切らさず、最後まで激しい攻防が繰り広げられ2-2のドローに終わっている。

試合は前半12分にMFアディングラの強烈な右足シュートでブライトンが先制したが、前半36分にPKからワトキンスに決められて同点とされた。さらに後半立ち上がり早々、CKからのこぼれ球を自陣でクリアし切れず、2次攻撃からワンタッチパスを受けたロジャーズに胸トラップから鮮やかな右足シュートを蹴り込まれた。

追う展開となる苦しい状況だったが、後半14分に三笘ら攻撃選手を入れ替えたことでブライトンは流れを変えることに成功し、ドローに持ち込んだ。

24-25シーズン前半戦の19試合を終え、ブライトンは勝ち点27で10位となっている。次節は1月4日(日本時間5日)にアーセナルと対戦する。

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