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【日本ハム】酷暑対策で練習用ユニを一新…黒→白基調「選手からの要望もあった」球団幹部


日本ハムは酷暑対策として、練習用ユニホームを黒基調から白基調に一新します。黒色は太陽光を吸収しやすく、選手が試合前練習で熱中症のリスクにさらされるための措置です。さらに、短パンの着用も許可される予定で、選手が最高のパフォーマンスを発揮するために、環境に応じた柔軟な対応を行います。本拠地のエスコンフィールドでも開閉式の屋根があるため、屋根が開いた夏の環境に適した準備が求められます。関係者にも短パンの着用を勧めるなど、チーム全体で暑さを乗り切る姿勢が示されています。

試合前練習でキャッチボールする日本ハム伊藤大海(2024年8月撮影)

日本ハムが酷暑対策として練習用ユニホームを一新することが5日、分かった。昨季までは試合前練習などで黒基調のユニホームを着用してきたが、今春キャンプから白基調に変更する。球団幹部は「今回は暑さ対策。選手からの要望もあった」と説明した。

黒は太陽光を吸収しやすく、屋外での試合前練習は暑さとも戦う日々が続いていた。熱中症となる危険性もあるため、カラーデザインを温度が上がりづらい白基調に変える。練習時に着用するキャップも同様に変更。1、2軍とも環境の変化に沿った改革を行う。

さらに球団幹部は「(2軍本拠地の)鎌ケ谷や1軍でも場合によっては練習中は短パンもOKにする」と補足説明した。あくまで試合で最高のパフォーマンスを見せることがプロ野球選手の務め。そのための完璧な準備ができるよう、柔軟に対応していく構えだ。

北海道でも夏は30度超えが当たり前になっている。開閉式の屋根を持つ本拠地エスコンフィールドも、屋根が開く夏の暑さは厳しい。球団幹部は「メディアの人も今年から短パンで」と担当記者にも提案。“チーム一丸”で酷暑を乗り切り、日本一を目指していく。

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