日本ハムが酷暑対策として練習用ユニホームを一新することが5日、分かった。昨季までは試合前練習などで黒基調のユニホームを着用してきたが、今春キャンプから白基調に変更する。球団幹部は「今回は暑さ対策。選手からの要望もあった」と説明した。
黒は太陽光を吸収しやすく、屋外での試合前練習は暑さとも戦う日々が続いていた。熱中症となる危険性もあるため、カラーデザインを温度が上がりづらい白基調に変える。練習時に着用するキャップも同様に変更。1、2軍とも環境の変化に沿った改革を行う。
さらに球団幹部は「(2軍本拠地の)鎌ケ谷や1軍でも場合によっては練習中は短パンもOKにする」と補足説明した。あくまで試合で最高のパフォーマンスを見せることがプロ野球選手の務め。そのための完璧な準備ができるよう、柔軟に対応していく構えだ。
北海道でも夏は30度超えが当たり前になっている。開閉式の屋根を持つ本拠地エスコンフィールドも、屋根が開く夏の暑さは厳しい。球団幹部は「メディアの人も今年から短パンで」と担当記者にも提案。“チーム一丸”で酷暑を乗り切り、日本一を目指していく。