「大谷翔平のなぜには物語がある」
BSテレビ東京が元日午後8時から特別番組を放送する。ドジャース大谷翔平投手(30)が指名打者として史上初めてMVPを獲得した。自身初のワールドチャンピオンをも成し遂げたスーパースターの“なぜ”に迫る。
なぜチームメートに愛されたのか。
なぜ50-50を達成できたのか。
なぜ節目で特別な力を発揮できたのか。
歴史的な1年にまつわる“なぜ”に着目した。大谷本人の証言とド軍ロバーツ監督の独占インタビュー、チームメート、ライバル球団のヤンキース・ジャッジ、ソトら20選手の証言をもとに“なぜ”に迫ると、知られざる5つのドラマが隠されていた。
ロバーツ監督が独占インタビューの中で大谷とベッツの秘話について明かした。(以下、ロバーツ監督インタビューの一部抜粋)
-スーパースターが共存するのは難しい場合もあるが、大谷はどうやってベッツともファミリーのような絆を結んだのか
「ムーキー(ベッツ)とフレディ(フリーマン)はとても似ていると思う。技術を磨くのに励んでいるという点でムーキーと翔平はとても似ていると思う。彼らは打撃のメカニックを熱心に磨いている。ムーキーはとても注目されていると思う。ムーキーも翔平も心が温かいと思う。アスリートとして、人として、素晴らしい人を翔平は高く評価している。ムーキーはMVPであり、翔平は長年ムーキーのプレーを見て、尊敬している。翔平は尊敬する相手と親しくなって、その関係性が強くなっていった」
-大谷にとってベッツの存在とは
「1年しかたっていないが彼らの関係は今後もどんどん強くなると思う。年齢も近く、兄弟のようだ。お互いへの尊敬の念がある」