湘南ベルマーレは30日、MF田中聡(22)がサンフレッチェ広島に完全移籍することを発表した。
高校から湘南の下部組織で育ち、コルトレイク(ベルギー)への期限付き移籍を経験しながら、昨季途中に復帰。今季は33試合で5得点4アシストをマークするなど、J1残留に貢献した。クラブを通して「自分勝手だと思いますし、言ってることを理解できない方も多いと思いますが、自分なりにたくさん考えたくさん悩んだ末にこの選択に至りました」などとコメントした。
コメントは以下の通り
サンフレッチェ広島に移籍することになりました。
まずは湘南ベルマーレで約6年間サッカーができたことを幸せに思います。
自分がどんなに調子を落としても試合に使ってくれた智さん、敏さん、不満はあったであろうチームメートのみんな、どんなに連敗して勝てなくても最後まで信じて声を出し応援してくれたサポーターの皆さんには、本当に感謝しかありません。
ベルマーレユースに加入していなかったら、今のプレースタイルも築けていないですしプロにもなれていなかったと思います。
アカデミースタッフの皆さんにも感謝しています。
20歳の時、ベルギーへ行きましたが全く活躍できず、世代別代表に行っても自分のプレーが通用せず、ベルマーレの一員としてプレーしている時が一番楽しく一番自分を出せました。
でも自分は海外で活躍し、日本代表選手になることが昔からの夢です。
だからこそベルマーレではないまた違ったクラブで結果を残す、活躍するということが大事なのではないかと思っているのが本音です。
自分勝手だと思いますし、言ってることを理解できない方も多いと思いますが、自分なりにたくさん考えたくさん悩んだ末にこの選択に至りました。
改めて湘南ベルマーレに関わる全ての皆さんに感謝しています。
これからもサッカーをたのしんでプレーしていきます。本当にお世話になりました。