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大谷翔平「水原騒動」直後の苦難振り返る「やること多すぎ」自己ワースト開幕40打席本塁打なし


NHKの特番で、大谷翔平投手が開幕戦直後に経験した困難を明かしました。通訳の水原一平被告が違法スポーツ賭博で借金返済のために大谷の口座から不正送金を行っていたことが判明し、大谷は状況説明のために会見を開きました。この事件により、開幕から40打席本塁打が出ない自己ワーストの状況に直面した大谷は、多忙な日々を「やることが多すぎる」と述べています。

パドレスとの開幕戦で試合を見守る水原一平被告(右)とドジャース大谷(2024年3月20日撮影)

NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、ドジャース大谷翔平投手(30)が水原一平被告の騒動直後の苦難を明かした。

3月の韓国での開幕戦直後、通訳として私生活までサポートしていた水原被告が、違法スポーツ賭博で抱えた借金の返済のために、大谷の口座から約1659万ドル(約25億7000万円)を胴元のブックメーカーに不正に送金していた事実が判明。その後大谷は会見を開き、状況を説明した。

グラウンド外の事件に見舞われた大谷は、自己ワーストとなる開幕から40打席本塁打なし。思うような結果が出ない状況を「やることが多すぎて。いろんな人と話さないといけないし、状況説明も含めて。単純に時間がないというか。そういうの(状況説明など)を午前中とかゲームに行く前にやって、球場に来て『はいプレーです』みたいな感じで。時間がなかったですね」と苦笑いで振り返った。

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