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大谷翔平のチームメートが「水原騒動」に口を開く「一平が話し始めて…」当初は大谷へ疑問の目


ドジャースの大谷翔平投手の元通訳、水原一平が大谷の口座から不正に送金を行っていた事件について、チームメートが口を開いた。水原は韓国での開幕戦後に違法賭博の返済のため、大谷の資金を使用していたことが判明。チームのミーティングで謝罪の場を設けたが、大谷の名前は出さず、彼自身も何も語らなかった。この事件はメディアで報じられ、大谷に対する疑念を生む可能性があったため、一部のチームメートは困惑し、大谷の評判に影響が出ることを懸念していた。特にテオスカー・ヘルナンデスは、当初大谷の人間性に疑問を持たざるを得なかったと述べた。

ドジャースのミゲル・ロハス(2024年8月7日撮影)

NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、ドジャース大谷翔平投手(30)の元通訳水原一平被告の騒動についてチームメートが口を開いた。

水原被告は3月の韓国での開幕戦後、違法なスポーツ賭博で抱えた借金の返済のために、大谷の口座から約1659万ドル(約25億7000万円)を胴元のブックメーカーに不正に送金していた事実が判明。大谷はその後会見を開き、事情を説明する事態となった。番組内で大谷は「僕の中ではまだ終わってない。まだ続いている」と話した。

ベテランのミゲル・ロハス内野手(35)は「開幕戦での勝利のあと、チームミーティングが開かれた。何が起こっているのか、何が話されているのか、誰もわからなかった。一平が話し始めて『これがチームの気を散らすようなことになって欲しくない。起こったことに対して本当に申し訳なく思っている。これはMLBやメディアで報じられる。だから皆さんに謝罪したい』と言ったが、翔平の名前は出さなかった。翔平は何も話さなかった。少し混乱しているように見えた」と、当時を鮮明に語った。

ドジャース残留が報じられたテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)は「誰もが翔平の一挙手一投足に注目していた。キャリア、契約、評判、すべてが台無しになりかねない問題に巻き込まれた。私にとって一番重要なのは、彼(大谷)が本当にそんな人間なのかどうかだった」と、当初は大谷へ疑問の目を向けざるを得ない状況だったという。

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