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大谷翔平、水原一平被告の件を語る「僕の中ではまだ終わってない」栗山氏沈痛「一平も翔平を信じ」


NHKは「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、大谷翔平投手が元通訳の水原一平被告について語りました。水原被告は違法なスポーツ賭博での借金返済のため、大谷の口座から不正に資金を送金していたことが明らかになっています。大谷はこの事件について「悲しくてショックだった」とコメントし、状況を正しく説明することを努めていると述べました。また、当時の日本ハムの監督である栗山英樹氏もこの問題に言及し、「一平も翔平を信じて一緒にやってきた」という信頼関係を強調したが、その裏切りに驚きを隠せないと述べています。

パドレスとの開幕戦で試合を見守る水原一平被告(右)とドジャース大谷(2024年3月20日撮影)

NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、ドジャース大谷翔平投手(30)が元通訳の水原一平被告について語った。

水原被告は日本ハム時代から大谷を支え、メジャー移籍後も私生活から大谷の通訳として行動をともにしてきた。だが3月、違法なスポーツ賭博で抱えた借金の返済のために大谷の口座から約1659万ドル(約25億7000万円)を、胴元のブックメーカーに不正に送金していたことが発覚した。

大谷は会見を開き「悲しくてショックだった」などと事情を説明。当時を振り返り「会見の時は本当に正しいことを説明することが目的。正しい見通しと状況説明に努めていたという感じ。僕の中ではまだ終わってない。まだ続いている」と語った。

当時日本ハムの監督だった栗山英樹氏(日本ハムCEO)も登場し、この問題に初言及。「『これだけは嫌だ』って思ってることが起こった。常に自分が野球に集中するために、一平が一生懸命それ(私生活面)を埋めてたという関係だと思っている。僕は一平も翔平を信じて一緒にやってきたので、半分信じられないという思いと、翔平には『申し訳ない』と伝えた」と語った。

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