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【高校サッカー】静岡学園が昨年敗れた相手にリベンジし、2年連続で初戦突破 川口監督も及第点


全国高校サッカー選手権で静岡学園が広島国際学院に2-0で勝利し初戦を突破。篠塚怜音が試合のリードを奪い、2点目を乾皓洋が決めた。川口監督は試合に課題を見つめつつ、次戦への進出を評価。

静岡学園対広島国際学院 前半、ゴール前に攻め込む静岡学園・篠塚(右)(撮影・足立雅史)

<全国高校サッカー選手権:静岡学園2-0広島国際学院>◇29日◇1回戦◇駒場

静岡学園が危なげない試合運びで初戦突破した。前半17分、MF篠塚怜音(れお、2年)がドリブルで中央を打開。放ったシュートは相手GKに止められたが、こぼれ球を自ら右足で押し込み、ネットを揺らした。前半は1-0。後半もワンサイドゲームだった。

ボールを保持しながら、攻撃を展開。ドリブルとショートパスで翻弄(ほんろう)すると、エースが仕留めた。同25分、左クロスを受けたFW乾皓洋(3年)がワントラップし、右足でゴール右隅に追加点。勝負を決定付けた。昨年は2回戦で広島国際学院にPK戦の末に敗れた。リベンジを果たし、川口修監督(51)は「課題が多いゲームだったけれど、次に進めたことはよかった」と及第点を与えた。

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