starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】湯浅京己が独自に続ける「ボルダリングトレ」記者が体験 身体操作能力を鍛えられると実感


阪神タイガースの投手、湯浅京己が取り組むボルダリングトレーニングを体験する記者の記事です。湯浅選手は西宮市のジム「OLD BUT GOLD」で、胸椎黄色靱帯骨化症の手術後のリハビリとしてボルダリングを続けています。このトレーニングは神経伝達の改善や筋力アップ、気分転換に効果があるとされています。記事では、実際にボルダリングを体験した記者が、初心者向けのコースに挑戦し、ルートを考えながら登る難しさや達成感について述べています。また、指の力が重要であること、身体操作能力を鍛えられると実感したことが紹介されています。

ボルダリングトレーニングで本紙波部記者(右)にアドバイスを送る阪神湯浅(撮影・前岡正明)

<記者のボルダリングトレ体験記>

力強く、這い上がる-。阪神湯浅京己投手(25)が独自で続けている「ボルダリングトレーニング」に潜入した。

兵庫・西宮市内のジム「OLD BUT GOLD」に今年9月から通っている。国指定の難病である「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術後、リハビリも兼ねて継続。神経伝達の改善や筋力アップ、気分転換など多方面で効果は抜群だ。実際の練習を見学&体験し、取り組みへの思いを聞いた。

   ◇   ◇   ◇

軽々と登る湯浅とは対照的に、記者はプルプルと腕を震わせながらの1段1段だった。貸し出された専用シューズを履き、滑り止めのチョークを両手に付けて準備。各ホールド付近には色付きのシールが貼られており、同色の目印に沿って登っていくルールだ。

体験したのは初心者向けの「桃色」コース。まずは両手でスタートのホールドを握りこみ、足をかけながらゴールを目指す。しかし形も大きさも違い、モノによってはつかめるような形をしていないホールドもある。指の力が相当重要になり、それに伴い前腕にも力が入る。何度も落下しながらゴールを目指した。

感じたのは、事前にルートをイメージしてから登る必要があるということだ。実際、湯浅も、何度もオーナーの石塚さんに登り方の助言を求めていた。「どのホールドを使う?」。「どこに足をかける?」。記者もイメージ通りに体を動かせたとき、初めて登り切ることに成功。思い通りに体を動かす「身体操作能力」を鍛えるトレーニングになると実感した。

体験後は運動不足もあり、全身筋肉痛。指で全身を支えるため、特に前腕はパンパンだった。それでもゴールまで登りきった時の達成感は格別。またトライしたい、楽しい競技だった。【阪神担当=波部俊之介】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.