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【高校サッカー】滝川二が初戦突破、決勝PKの三宅主将「責任感は持っているので外す気はない」


全国高校サッカー選手権で滝川二(兵庫)が山梨学院を2-1で破り、初戦を突破しました。試合は1-1で進行していたが、後半39分にキャプテンの三宅蔵ノ助が決勝PKを成功させ、試合を決定付けました。三宅は「初めての全国大会でまず1勝できて嬉しい」と喜びを語り、PKを取った松元大智に感謝を示しました。松元は直前に投入され、ドリブルでPKを獲得する活躍を見せました。OBの小森康宏監督は「最後まで走り切れたことが勝因」とチームの頑張りを称賛しました。次の試合でも「ひるまず、おごらず、はつらつと」をモットーに望む意気込みを示しています。

滝川二対山梨学院 後半、PKを決める滝川二・三宅(撮影・垰建太)

<全国高校サッカー選手権:滝川二2-1山梨学院>◇29日◇1回戦◇ニッパツ三ツ沢球技場

3大会ぶり22度目出場の滝川二(兵庫)が、初戦突破を果たした。

山梨学院との全国優勝経験校同士の対決は、1-1で迎えた後半39分、主将のMF三宅蔵ノ助(3年)が決勝PKを決めて熱戦に終止符を打った。

三宅は「素直に(自分たちにとって)初めての全国大会だったので、まず1勝できてよかった。松元君がPKを取ってくれたので、決めるだけだった。自分は(PKを)任されている。責任感は持っているので、外す気はない。普段から練習しているGKにも、お礼を言いたい」と、仲間に感謝した。

直前に途中投入されたMF松元大智(3年)がドリブルでペナルティーエリアに進入し、値千金のPKを奪っていた。

前半24分にMF治部翔(じぶ・かける、3年)が先制点をマークしたものの、相手に追いつかれて劣勢が続く、苦しい展開だった。

23年12月に就任したOBの小森康宏監督(49)は「最後まで走り切れたのが一番の勝因。そんなに(全国大会は)甘くないということを言っていた」。松元の投入が的中したことには、指揮官は「先発よりも途中交代の方が、スピードがあるので(作戦が)よくはまった。ドリブルもすごくいいものを持っている」と振り返った。

小森監督は同校OBで、同級生にはセレッソ大阪を今季限りで退団し、来季はサガン鳥栖で指揮を執る小菊昭雄監督(49)が、1学年下にはヴィッセル神戸吉田孝行監督(47)がいた。

指揮官は「(部の)モットーである『ひるまず、おごらず、はつらつと』、次の試合も頑張っていきたい」と意気込んだ。

10年度以来2度目の全国優勝へ、滝川二が快勝スタートを切った。

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