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安彦考真が児童養護施設でキックボクシング教室「満足いくまで向き合ってあげたい」


安彦考真氏は神奈川県の児童養護施設でキックボクシング教室を月一度開催しています。子どもたちと一緒にキックボクシングを楽しむことを通じて、大人になることの楽しさや大人への信頼感を育てたいと話します。安彦氏は自身の困難な過去を振り返りつつ、子どもたちのエネルギーと笑顔が多くの困難を乗り越える力になると信じ、自らも彼らの味方として居続ける意志を強調しています。未来へ向けた希望と情熱を持ち続けることの重要性を伝える姿勢を示しています。

子どもたちへキックボクシング教室を行う安彦考真

元年俸120円Jリーガーで格闘家の安彦考真(46)が27日、神奈川県内の児童養護施設でキックボクシング教室を行った。

格闘家として試合出場しているRISEから紹介を受けた縁などもあって月に1度行っているもので、年内最後の活動となった。安彦は「いつも明るくて無邪気な子どもたちですが、彼らはさまざまな事情があり両親と離れて暮らしています。この相反する状況が僕にはとても切なく、はかなく感じていまして1回1回のキックボクシング教室で子どもたちが満足いくまで向き合ってあげたいと思っています」と振り返った。

この日もグローブやミットを持ち、子どもたちにパンチやキックを指導した。「キックボクシングを通して何かを伝えたいということではなく、純粋に楽しいと思ってもらえること、そして大人のことを好きになってもらい、大人になることにワクワクしてもらいたい」と語り「悲しくて寝られない日もあるだろうし、苦しくて朝を迎えるのが嫌な日もあると思います。それでも一生懸命頑張っている子どもたちは本当にすごいエネルギーをもっている。この子たちの笑顔はきっと多くの困難を乗り越えて、たくさんの人を元気にする力がある。僕はどんな時もこの子たちも味方でいたい」と力を込めた。

自身も格闘家へ転身して丸4年を迎える。「僕がリングに立つ意味のひとつは、前を向けない日があったり、苦しい現実に打ちひしがれそうになる人たちに勇気を届けるため」と語り「これからも情熱と熱量で社会をより良くしていけるよう頑張ります」と誓った。

◆安彦考真(あびこ・たかまさ)1978年(昭53)2月1日、神奈川県生まれ。高校3年時に単身ブラジルへ渡り、19歳で地元クラブとプロ契約を結んだが開幕直前のけがもあり、帰国。03年に引退するも17年夏に39歳で再びプロ入りを志し、18年3月に練習生を経てJ2水戸と40歳でプロ契約。出場機会を得られず19年にJ3YS横浜に移籍。同年開幕戦の鳥取戦に41歳1カ月9日で途中出場し、ジーコの持つJリーグ最年長初出場記録(40歳2カ月13日)を更新。20年限りで現役を引退し、格闘家転向を表明。22年2月16日にRISEでプロデビュー。プロ通算3勝1分け3敗。175センチ。

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