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【巨人】超ストライク先行!西舘勇陽に「10勝指令」杉内コーチ「コントロールを良くする努力を」


巨人の次世代のスター候補、西舘勇陽投手に対し、杉内俊哉チーフコーチが「10勝指令」を出しました。2024年に2年目を迎える西舘投手は、155キロの速球と優れた変化球を持つ右腕として、潜在能力が高く評価されています。杉内コーチは「2球で2ストライク」を狙う攻撃的なスタイルを求め、西舘投手にその能力を結果に結び付けるよう奮起を促しました。今年のイースタン・リーグでは高い奪三振率を記録し、先発ローテーション入りが期待されています。先発陣は、オリオールズに移籍した菅野選手の穴を埋める必要があり、西舘投手には重要な役割が求められています。西舘選手は競争の中で実力を示し、連覇に貢献できるかが注目されています。

巨人西舘勇陽(2024年撮影)

巨人杉内俊哉投手チーフコーチが西舘勇陽投手に「10勝指令」を出した。

来季2年目を迎えるドラフト1位右腕に「2ケタ以上は勝てるポテンシャルを持っている。威力のある155キロの直球があり、変化球も悪いわけじゃない。2ケタを勝ってくれるなら、それは大きい」。先発ローテの一角として飛躍を期待した。

ポテンシャルを結果に結び付けるべく、超ストライク先行型のスタイルを求める。杉内コーチは「3球で2ストライク1ボールでなく、2球で2ストライクにする気持ち」と強調。今季イースタン・リーグでは先発9試合で奪三振率12・42をマークし、大きな可能性を示した逸材。奪三振能力が高いだけに、まず追い込むことが大事とする。「150キロを超える球速のまま、コントロールをよくする努力をしてほしい。しっかりゾーン内に投げられたら打者は嫌。逆にカウントが苦しくなれば、直球やカットボールに絞って振られる」と続けた。

先発陣は今季15勝でオリオールズと契約した菅野の穴を埋める必要がある。戸郷、山崎伊の両右腕に加え、グリフィン、井上、赤星、横川、伊藤、平内、新加入の田中将らと先発枠を争う立場。競争の中で台頭する力が連覇につながる。【上田悠太】

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