「よんもじ郡司」大賞決定!! 日刊スポーツでは今季、日本ハム郡司裕也捕手(27)の活躍やユニークな発言に応じて「○○○○郡司」と愛称を添え、紹介を続けてきました。本人にも「どんどん派生していってますよね。ありがたく(笑い)」とお墨付き(?)をもらい、その数46。27歳の誕生日を迎えた27日に合わせ、24年を象徴する「いちばん郡司」を、選出していただきました。
◇ ◇ ◇
<1>「いきなり郡司」(4月9日ソフトバンク戦)今季初の1番で出場し、初回の初球を二塁打。そこから一挙4点奪取。熊本郷土菓子「いきなり団子」にちなんで
<2>「いつでも郡司」(4月11日ソフトバンク戦)2試合連続「1番三塁」。今度は初回ではなく、3回に1号ソロ
<3>「どこでも郡司」(同戦)1号ソロを受け「いきなり郡司」「いつでも郡司」からの流れでSNS上に乱立
<4>「どんだけ郡司」(同戦)SNS上でさらに盛り上がる
<5>「ぐんぐん郡司」(同戦)1号ソロの打球から
<6>「あとから郡司」(4月27日西武戦)上位ではなく6番で出場。2点先制後の1回1死二、三塁で中前適時打
<7>「どたんば郡司」(4月29日オリックス戦)0-0の8回に先制&決勝適時打
<8>「ぎりぎり郡司」(同戦)試合終盤に勝負を決めた一打に
<9>「もてもて郡司」(同戦)お立ち台でキッズインタビュアーの女の子に告白される
<10>「おいうち郡司」(5月3日オリックス戦)2点先制した直後の1回2死二塁で左前適時打
<11>「どさくさ郡司」(5月6日ソフトバンク戦)勝ち越した直後の2回2死三塁で中前適時打。「どさくさに紛れて打ちました」とコメント
<12>「しんぱい郡司」(5月15日西武戦)右越え4号2ランが、ブルペンの球団所有カメラを直撃
<13>「ほっこり郡司」(5月19日ロッテ戦)4回の打席前、左足に付けた防具のバンドが引っかかる。打撃用手袋をしていてアタフタしたところ、石山球審が直してくれる
<14>「おてほん郡司」(5月22日オリックス戦)3回に先制適時二塁打を放ったマルティネスが「郡司を手本にしてなんとかランナーをかえしたい気持ちでした」
<15>「はんげき郡司」(5月31日DeNA戦)0-2の4回に左中間へ5号ソロ
<16>「ゆあすご郡司」(6月2日DeNA戦)3回に適時打。その後、3ランを放った田宮の名前を挙げ「そんなことより(田宮)裕涼がすごすぎる」とコメント
<17>「だめおし郡司」(6月12日中日戦)4点リードの7回に6号ソロ
<18>「うえから郡司」(6月4日付本紙インタビュー企画で)「僕が偉そうなこと言ったら…」
<19>「とことこ郡司」(6月22日楽天戦)6回に適時内野安打を放ち「キャンプで追い込んだベースランニングがいきています」。レイエスにも負けない必死な走りから
<20>「かいしん郡司」(6月23日楽天戦)前日に続き適時内野安打。「昨日に続きジャストミート(?)しました」
<21>「おまつり郡司」(7月21日ロッテ戦)初出場となる球宴前最後の試合で猛打賞
<22>「ういじん郡司」(同戦)球宴初出場へ自ら祝う猛打賞
<23>「ゆーもあ郡司」(7月28日西武戦)「ラブライブ!シリーズ×パ・リーグ6球団スペシャルコラボレーション」実施日に2点適時打。「ラブライブ打法です」とコメント
<24>「りなあい郡司」(同戦)ラブライブ!の宮下愛、天王寺璃奈役のタレントがファーストピッチに登場
<25>「さよなら郡司」(8月1日オリックス戦)同点の9回1死、左中間へプロ初サヨナラ弾
<26>「かりすま郡司」(同戦)ファーストピッチにGACKT登場。初サヨナラ弾に「カリスマ性を見せていただいたので少しでも追いつけるように」とコメント
<27>「ひらめき郡司」(同戦)「球数が重なっていくウチにホームランが見えたので、狙いました」とコメント
<28>「ふたやく郡司」(同戦)新庄監督は郡司出塁後、五十幡の代走をイメージしていたが郡司がサヨナラ弾で“1人2役”
<29>「れんぱつ郡司」(8月2日ソフトバンク戦)2戦連発
<30>「ふたけた郡司」(8月2日オリックス戦)初の2ケタ弾
<31>「たんぷれ郡司」(8月11日西武戦)1回に先制適時打。松本剛の誕生日に「剛さんへの誕生日プレゼントです」とコメント
<32>「ますくど郡司」(8月28日楽天戦)今季初の捕手出場
<33>「ひさびさ郡司」(8月30日西武戦)19日ぶりの打点に「ちょっと曇りが晴れてきたかな」
<34>「とうたつ郡司」(9月4日ソフトバンク戦)5年目で初の規定打席到達
<35>「あいぼう郡司」(9月22日オリックス戦)2試合目の捕手先発で、加藤貴の2ケタ勝利をお膳立て。伏見負傷の中、捕手で2連勝
<36>「いちばん郡司」(9月23日西武戦)「1番捕手」でスタメン。初回に四球で出塁し流れをつくる
<37>「ほんとう郡司」(9月23日西武戦)先制の本盗決める
<38>「はんげき郡司」(9月25日楽天戦)3点を負う3回に反撃の12号ソロ
<39>「さいそく郡司」(同戦)12号ソロの打球速度が今季最速の173キロ
<40>「くやしい郡司」(同戦)今季自身最速の打球速度173キロが、レイエスの安打と同じだったことに
<41>「きゃのん郡司」(9月28日ソフトバンク戦)盗塁王周東の二盗を刺す
<42>「なんでも郡司」(9月30日西武戦)三塁、一塁、左翼、捕手に続き、1年ぶりの二塁守備
<43>「あげあげ郡司」(10月27日、鎌ケ谷で練習)打球角度を上げることを来季課題に
<44>「ふぁんさ郡司」(同日)鎌ケ谷でファンへのサイン会50分
<45>「ちぇんじ郡司」(11月の秋季キャンプ)三塁用グラブを谷内コーチから借りていたものから、来季は自前の新グラブに変えると宣言
<46>「ほくほく郡司」(12月4日、契約更改)3700万円増の5500万円でサイン
◇ ◇ ◇
【3位】(7月28日西武戦、ラブライブ!の宮下愛、天王寺璃奈役のタレントがファーストピッチに登場)
「そこそこ郡司(3位)」は…「<24>りなあい郡司」…はい…ラブライブです。僕は“なんとかコラボ”とかの日に打つのが好きというか、得意というか。僕、ラブライブ知らないんですけど(笑い)。なんか思ったより5倍ぐらいの反響がありました。
ラブライブファンの方々から「ラブライブ打法」って、だいぶふざけて言ったやつ(試合中コメント)が、メッセージとかで「郡司君ありがとう」みたいな。申し訳ないことに僕、全然知らないんですけど…てんのうじりな役? みやしたあい役?…で「りなあい」…か。反響が大きかったです。
この時は…西武戦で右前2点適時打…誰から打ったんだ?(中村祐) 右足を引いた逆方向のヒットだったと思うんですけど「あー、これがラブライブ打法か」ってみんなに言われて「そんなものねえよ」って思ってました(笑い)。
【2位】(8月1日オリックス戦。同点の9回1死、左中間へプロ初サヨナラ弾。ファーストピッチにGACKT登場)
「まあまあ郡司(2位)」は…「<26>かりすま郡司」ですね。GACKT様の存在感ってすごくて、かっこいいなと思った試合。で、さよならホームランだったので。やっぱり、少しでもカリスマ性を出していけたら。(あのときは)少しでも出せたかなという…。近づきたいですね、僕も。
(フルカウントからの9球目を左中間席へ)覚えています。ファウルで厳しいところを粘りつつ…最後、甘いところをしっかりと決めきるカリスマ性? 自分で言うのもなんですけど。良かったです。GACKT様が見ていたかも分からないですが。本当に狙って打てた。あの時は何か不思議な感覚でしたね。結構、ホームラン打つ気ない…みたいなのをし続けて…ホームランいけそうな気がする…となって。たまにあるやつです。ひらめくというか。年に1回あるかないかの事ですね。
【1位】(9月30日西武戦。三塁、一塁、左翼、捕手に続き、1年ぶりの二塁守備)
大賞の「いちばん郡司」は…「<42>なんでも郡司」ですね。今年を象徴するというか、なんでもやるぞという。なんか僕の起用法の最適解というか。こうするしかないと思うんですけど。それをやっていただいた新庄監督に感謝ですね。いろんな打順、いろんなポジション、それなりには(できる)。守備はあれですけど。打順とかでもそれなりには対応できるので。
(今季初めて二塁の守備についたときに命名され)あれ(二塁の守備)はもうなかったことに…。三塁は、だいぶ手応えは感じながらなんですけどね。
本当に何が起こるかわからないっていうか。正直、運が良かったスタートだったので。(清宮)幸太郎がけがして。ジェイ(野村)が不振で。で、たまたま降ってきたサードのチャンスを生かせただけっていうか。生かせたのは大きかったですけど。監督がいつも言ってる「チャンスは一瞬」(努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬)…ってあるじゃないですか。まさにそうだなとは本当に感じた。僕自身、ここがチャンスだなっていうのもわかりましたし、シーズン中も常にそういう連続だった。もう、打ったら一気に上がっていけるなっていう嗅覚は、身につきました。