今季エンゼルスでプレーしたエヒレ・アドリアンザ内野手(35)が24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムで現役引退を決めたことを発表した。
ベネズエラ出身で、2013年にジャイアンツでメジャーデビュー。12年間でツインズ、ブレーブス、ナショナルズも含めた5球団に所属し、通算624試合に出場、打率2割3分7厘、22本塁打、151打点、19盗塁だった。二塁、三塁、遊撃、左翼をこなすユーティリティー選手として活躍し、ツインズ時代の19年には自己ベストの打率2割7分2厘をマークした。21年にはブレーブスでプレーし、ワールドシリーズ制覇のメンバーとなった。
今季はエンゼルスとマイナー契約を結び、4月21日にメジャー昇格。8試合に出場し打率2割9分2厘だった。
インスタグラムで「ワールドシリーズ制覇が子どものころからの夢。それはかつては実現不可能な遠い夢だと思っていた」と振り返り、サポートしてくれた周囲への感謝をつづった。