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久保建英ベンチスタート、Rソシエダード完敗「相手を祝福しなければいけない」アルグアシル監督


2024年のリーガ・エスパニョーラ第18節の試合で、レアル・ソシエダードはセルタに0-2で敗北しました。試合はアウェーで行われ、久保建英は後半19分に途中出場しました。試合後、レアル・ソシエダードのアルグアシル監督は、セルタの強さを認めつつ、チームがチャンスを作ることもディフェンス面でも不十分であったことを述べ、セルタを祝福しました。また、ハーフタイムにシステム変更を試みたものの効果的ではなかった点、新戦力のスビメンディが背中の違和感で欠場したことについても言及しました。監督は選手たちがトライし続けたことには満足感を示しましたが、最終的にはセルタの方が戦術的に優れていたと評価しました。

久保建英(2024年5月撮影)

<スペインリーグ:セルタ2-0Rソシエダード>◇21日◇第18節◇エスタディオ・デ・バライードス

【ビーゴ(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)は、2024年最終戦を白星で飾ることはできなかった。アウェーでセルタに0-2と完敗。ベンチスタートの久保は2点を追う展開の後半19分にFWアヤルサバルに代わって途中出場した。

アルグアシル監督は試合後の会見で「相手を祝福しなければいけない」とコメントした。

監督の会見での一問一答は以下の通り。

-セルタ戦について

「セルタは今、絶好調でホームで非常に強く、試合を通じて我々を上回った。このような試合をものにするために、彼らは多くのことをやっていた。選手たちは私が指示したことを前半も後半もやろうとしたが、チャンスを作ることも相手の決定機を阻止することもできなかった。そのためセルタを祝福するしかない」

-ハーフタイムに3人交代し、システムを変更したにもかかわらず機能しなかったことについて

「私はあらゆることを少しずつやろうとし、攻撃でもっとスピードを上げ、守備をもう少し調整しようとした。というのも我々はボールの有無に関係なく良くなかったからだ。ゲームは少し拮抗(きっこう)した展開になり、クロスやトランジションの機会があったが、うまくいかなかったし、その後もセルタの方がデュエルと戦術的なプレーの両方で我々よりも優れていた。しかし我々はトライし続けたのでまったく後悔していない」

-スビメンディがベンチ外になった理由

「マルティン(スビメンディ)は背中に違和感があった。昨日は違和感を覚えながらもプレーできると思っていたようだが、昨夜悪い夜を過ごし、今朝出場できないと言ってきたんだ」

-アゲルドがベンチスタートになった理由

「ナイフ(アゲルド)はこの1週間ずっといい練習ができていたが、今日のウオーミングアップ中に出場できないと言ってきたので驚いた。後半起用できるか様子を見るためにベンチに置いたがダメだったんだ。この2人は重要な選手だが言い訳できない。セルタの方が上だった」

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