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宮本慎也氏「0が1つ違う」メジャーと年俸格差で日本球界の急務は 上原氏も「いなくなった」


元ヤクルトの宮本慎也氏と元巨人・レッドソックスの上原浩治氏が対談し、特に日本とメジャーリーグの年俸格差や、日本野球界におけるパワーバッターの減少について話し合いました。宮本氏は、日本のパワーバッターの減少を憂慮し、これからの日本球界においてホームランバッターを育成することの重要性を強調しました。また、上原氏とともに、メジャーの年俸が日本と比べて約10倍高いことが、日本選手がメジャーを目指す要因の一つであると指摘しました。宮本氏は、ライデル・マルティネス投手のような高額契約が日本選手にも適用される夢を持ちつつ、日本でも年俸を公開することの意義を主張しました。

宮本慎也氏(2023年2月撮影)

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新し、巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)と対談。日本と大リーグの年俸格差などを語り合った。

ヤクルト村上宗隆内野手(24)が来年オフにメジャー移籍する予定で、巨人岡本和真内野手(28)もメジャー挑戦の思いを公言している。宮本氏は「日本のパワーバッターがいなくなっていく。急務ですよね。大きく考えたら日本球界のホームランバッターをつくっていかないと」と長距離砲の減少を危惧。今季20本塁打以上の日本選手は、村上、岡本和、DeNA牧、中日細川、ソフトバンク山川、栗原の6人で、30本以上は村上、山川の2人。上原氏も「いなくなりましたね。近ちゃん(近藤健介)もホームランバッターではないですもんね」と同調した。

上原氏は「あれだけメジャーの情報が出てしまうと、みんなの目もそっちにいっちゃう。お金の問題もあるじゃないですか。向こうの方が10倍くらい違う」と語ると、宮本氏は「メジャーは5億円くらいの選手が活躍しなくてもそんなに痛くないわけでしょ。それが日本で考えると5000万円くらい。8000万、1億になったら働けよという雰囲気になる。『0』が一つ違う。選手としてはトップの世界でできるわけだから向こう目指したいとなる」と言った。

来季の日本選手の最高年俸はヤクルト村上の6億円。前中日のライデル・マルティネス投手(28)は、巨人と4年総額3250万ドル(約48億8000万円)で契約したと報じられた。宮本氏は「例えばライデルみたいな契約が日本人選手で出てくると夢ができる」と期待した。

メジャーの年俸とは違い、日本は「推定年俸」で報じられ、かつては非公表を望む声もあったという。

「ちゃんと公表した方が僕はいいと思う。選手会長の時にいろいろあって、年俸を公表しないでおこうみたいな。すごくみんなの意見の中にあったけど、僕らはお客さんからお金を頂いているので、それ以外ももちろんあるけど、基本的にはお客さんがチケットを買って僕らの給料が出てるから、(公表を控えるのは)やらない方がいいんじゃないと話はしました」

上原氏は「これだけもらえるんだって、子どもに対しての夢にもなりますからね」と賛同していた。

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