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来秋ドラフトの目玉スラッガー創価大・立石正広「1位を目指します」三塁から二塁、遊撃にも挑戦


創価大野球部の主将立石正広選手は、八王子での練習納めで充実した1年を振り返った。今年の東京新大学リーグと関東地区大学野球選手権での優勝は、チームの勢いを象徴している。立石は、今秋の明治神宮大会でも打率.667で活躍し、最多安打記録を更新するなど個人としても大きく飛躍。既にNPBスカウトの注目を集めており、来秋のドラフト1位候補として期待されている。高校時代から三塁手だった立石は、守備の幅を広げるべく二塁、遊撃への挑戦を決意。彼は「プロへの第一歩として、ドラフト1位を目指す」と意気込んでいる。

東京・八王子市内の創価大グラウンドで練習おさめを終えガッツポーズを決める創価大の主将立石((撮影・佐瀬百合子)

東京新大学リーグの創価大は20日、東京・八王子市内の同校グラウンドで練習納めを行った。

来秋ドラフト1位候補で主将に就任した立石正広内野手(3年=高川学園)は「チームとしても、個人としてもすごく濃い経験ができた1年でした」と充実の表情で振り返った。

チームは今秋のリーグ戦を制して、上位2校が神宮大会へ進出する関東地区大学野球選手権でも優勝。11月に行われた明治神宮大会では、ドラフト指名選手6人を擁する富士大(東北3連盟)を撃破するなど快進撃を遂げ、創部初の準優勝に輝いた。

個人としては3年生ながらロッテ1位西川史礁外野手(22)ら世代屈指のスラッガーとともに大学日本代表に選出された。明治神宮大会では打率6割6分7厘、10安打の好成績で大会史上最多安打記録を更新した。

すでにNPBスカウトから注目を集める右のスラッガーは、阪神などが来秋ドラフトの1位候補としてリストアップ。ドラフト市場をにぎわせる存在となっている。

注目の守備位置は-。本職は高校時代から三塁手だが、「自分の幅を広げるために、できておかなければいけない」と、来年から二遊間にも挑戦することを明言。公式戦では主に三塁と一塁を守り、二塁手は自身初挑戦となる。遊撃は新人戦や今年の練習試合で守っており、「ショートやりたいなと思いながらも、先輩がいて技術でも劣っていて守れなかったので。来年こそはって思いです」と気合十分だ。

目標であるプロへ。勝負の年になる。「頑張ってドラフト1位を目指していきたい」と夢をかなえる1年にする。

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