俳優でタレントの毒蝮三太夫(88)が20日、都内で「第19回マムちゃん寄席」を開催した。
山上兄弟やナイツ、春風亭一之輔らが出演し、落語や漫才などを披露。900人の観客を楽しませた。
寄席の後半で、タレント玉袋筋太郎(57)と対談した。青いジャンパーを着てステージに登場すると、「これね、大山のぶ代が俺にくれたもの」と、明かした。中に着ていたベストも大山さんからもらったものだと話し、会場を驚かせた。
さらに、「(はぶ)三太郎が『大山さんのいただきものでやりましょう』って。だから初めてこういうところで着た」と、経緯を語った。
大山さんは今年9月に老衰のため亡くなった。毒蝮と大山さんは家族ぐるみの付き合いがあったという。「この1年で死んじゃった人がずいぶんいる、って話が楽屋でも多かった」と著名人の訃報が相次いでいることに触れ、悲痛な表情を浮かべる場面もあった。