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【中日】井上一樹監督、巨人移籍マルティネスに言及「痛いけど…抜けた穴は誰かが絶対埋める」


中日井上一樹監督は、守護神ライデル・マルティネス投手の巨人への移籍について語った。名古屋市内の就任激励会で、マルティネスが抜けた穴をどう埋めるかが今後の課題だとし、ポジティブに前を向く姿勢を示した。現在、新外国人投手の獲得も視野に入れており、「誰かがその穴を埋める」とチームの結束を強調。また、選手たちの意見を集め、巨人での直面する挑戦への対策を考える意向も示した。さらに、井上監督は根尾昂の新背番号「30」に関して、巨人のレジェンド江川卓氏をイメージしたものであると説明し、彼の成長に期待を寄せている。

壇上で話をする井上監督(撮影・森本幸一)

中日井上一樹監督(53)が19日、巨人に移籍した守護神ライデル・マルティネス投手(28)について言及した。名古屋市内で行われた「就任激励会」に出席。11月には自身がオーナーを務める焼き肉店で残留要請も不発。「これはしょうがない。ライデルが抜けてしまったら痛いけど、その穴をどうやって埋めていくかを考えることが先決」と前を向いた。

今季勝利の方程式を務めた松山、清水らに加え、新外国人投手獲得へ調査中。「抜けた穴っていうのは誰かが絶対埋める」と持ち前のポジティブ思考で、来年2月のキャンプで、新守護神を見極める。

また同一リーグのライバル球団へ移籍したマルティネス対策には、「俺が見てるよりも選手の方でなんか逆に知ってる部分があったりする」と、選手らの意見を集約する考えを明かした。

○…根尾よ、江川になれ! 井上監督は根尾の新背番号「30」の選定理由を明かした。「俺の中では30番で、誰を思い浮かべるかといえば、巨人の大エース江川さんしか浮かばなかった」。80年代の巨人を支えた投手4冠も達成した江川卓氏(野球評論家)をイメージした背番号を継承させた。来季投手転向4年目。右腕への投手としての開花に期待を寄せた。

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