西武の蛭間拓哉外野手(24)が19日、埼玉・所沢の球団施設で自主トレを行った。秋季キャンプ後から「ちょっと体重を増やしてます」と明かし「今シーズンは1年目より体重を落としてみたんですけど、それだと長打力やバッティングの部分で打球が弱くなったと感じました。いろいろ挑戦した中で、バッティングの部分でパンチ力を出したいと思ってオフシーズンは90キロまでもっていこうとやってます」と説明した。
目標体重に向けて、食事も変わった。「ご飯も今までほとんど食べてませんでしたが、今は1回500グラムは食べるようにしてます。野菜もお肉も取れるので鍋はいいですね。キムチもそうですし、この間は渡辺勇大朗と豆乳みそ鍋も食べました」と紹介した。脂質の摂りすぎに気をつけながら、タンパク質がふんだんに入ったメニューを心がけている。
増量期だからといって、トレーニング量は落とさない。「ただのデブの90キロじゃないのが大事」と体脂肪率は14%以下を維持するべく、ウエートトレーニング→ランニング→バッティングをこなすのが日々のルーティンになっている。
昨オフに一緒に自主トレを行った尊敬する栗山から「最終的には1人でできないとダメ。大卒なんだから時間はないぞ」と背中を押され、今オフは一本立ちを決意。「キャンプの初日から100%でいけるように準備したい」と来年2月を見据えて体を動かしている。3年目の来季は「勝負の年だと思う。外野手のレギュラーを取るというのを目標に頑張ります」と誓った。