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【巨人】「いろいろとあったけど」原辰徳前監督「私にとって強い影響を与えていただいた恩師」偲ぶ


読売新聞グループ本社代表取締役主筆である渡辺恒雄氏(98)が肺炎で死去し、巨人の歴代指揮官たちがコメントを発表しました。長嶋茂雄終身名誉監督や前監督の原辰徳、現監督の阿部慎之助が渡辺氏を称賛し、彼が野球界やそれを超えて影響を与えたことに感謝の意を表しました。特に原辰徳氏は、渡辺氏を「人生の恩師」と呼び、野球だけでなく人生においても大きな影響を受けたと述べました。原氏は2002年に巨人の監督に就任し、当時オーナーだった渡辺氏と共に初年度に優勝を果たしました。

01年9月、長嶋茂雄監督退任会見で握手する左から長嶋監督、渡辺恒雄オーナー、新監督になる原辰徳ヘッドコーチ

19日に肺炎のため死去した読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏(98)を、巨人の歴代指揮官たちもしのんだ。元監督の長嶋茂雄終身名誉監督(88)前監督の原辰徳オーナー付特別顧問(66)阿部慎之助監督(45)が、球団を通じてコメントを寄せた。

   ◇   ◇   ◇

巨人の原オーナー付特別顧問が、亡くなられた渡辺氏に向けての弔慰を、球団が発表した。

「私にとって、野球だけではなく、人生においても強い影響を与えていただいた恩師でした。厳しいご指導をいただいたこともありましたし、温かい言葉で励ましていただいたこともあります。渡辺主筆は、私の人生の中で燦然(さんぜん)と輝いた存在です。野球界のため、日本のため、世界のためにご尽力いただき、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」

原氏は02年シーズンから巨人の監督に就任。当時のオーナーが渡辺氏だった。初年度に優勝を飾り、日本一も達成した。しかし翌年は3位に低迷すると、オーナーだった渡辺氏が「読売グループの人事異動」として球団を去ることになった。確執がうわさされたが、再び06年に監督復帰した。

「いろいろとあったけど、渡辺主筆の話は面白かったし、勉強になった。シーズン途中の報告やシーズンが終わったときに話をするんだけど、学生運動をしていた当時の話や、当時、総理大臣だった中曽根さんなんかの話をしてくれた。当時の時代背景なんかも分かりやすく話してくれるし、人を引きつける話し方をするんだよね。本当に勉強になる話はたくさんあったよ」

19年シーズンに3度目の監督就任を果たしてからも、渡辺氏が体調を崩して入院した時など、原氏は常に気にかけていた。

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