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「生まれながらのレフェリーはいない」J1史上初の400試合主審、西村雄一審判員が勇退


元国際審判員の西村雄一氏が、自らのキャリアの締めくくりとして記者会見を開き、約25年間の審判人生を振り返った。彼はJ1リーグで通算407試合の主審を務め、今年のガンバ大阪対湘南ベルマーレ戦でJ1主審400試合を達成した。西村氏はFIFAワールドカップの審判として2010年と2014年の大会に選ばれ、ブラジル大会では日本人初の開幕戦の主審を務めた。彼は長いキャリアを通して、様々な試合や選手の感動的な瞬間に立ち会ったことを語りつつ、完璧な試合運営は存在せず、常に改善の余地があると述べた。若手審判に対してはミスを恐れずにチャレンジすることの重要性を説いた。

東京対川崎F J1通算400試合主審を達成し祝福される西村主審(2024年8月11日撮影)

サッカーの元国際審判員で、今季限りで勇退する西村雄一審判員(52)が19日、都内で記者会見を行い、約25年間の審判人生を振り返った。

西村氏はJ1で通算407試合の主審を担当。今年7月20日のガンバ大阪-湘南ベルマーレ戦で史上初めてJ1主審400試合を達成した。FIFAワールドカップ(W杯)は2010年南アフリカ大会、14年ブラジル大会の審判員に選ばれ、ブラジル大会では日本人として初めて開幕戦で主審を務めた。

数多くの試合を担当したが「振り返ってみれば、たくさんの試合、たくさんの選手の感動に立ち会えたというふうにとらえています。思い返しても、どの試合でも修正点がある。この試合数だけの修正点がある。完璧にできる試合はないので、もっとできることがあると思ってやってきた」と語った。

若いレフェリーに向けては「ミスを恐れずにチャレンジを続けること、これに尽きると思っています。生まれながらにしてのレフェリーは誰もいない」とし、「ミスをしないレフェリーはいない。ミスをしたくないから自分のパフォーマンスを発揮できないというふうになるよりは、ミスをしてでも、そのミスを乗り越えていくためのチャレンジをしたほうがいい」と話した。

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