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【DeNA】山崎康晃、現状維持3億円で契約更改「個人的にはまだまだやれる」


DeNAの山崎康晃投手(32)は、年俸3億円で契約更改を終え、来季の目標として「リーグ優勝」を掲げました。現契約は大型6年契約の3年目にあたります。今季は防御率3.35、3勝5敗4セーブを記録し、多彩な役割をこなしました。プロ初先発も経験し、NPB史上最遅記録という珍しい出来事もありました。フィリピン出身の母親の血を引く彼は、それを活かしたトレーニングに努め、守護神としての復活を目指します。「チームが勝つことを第一に」と語り、現在は新しいトレーニング仲間とともに体作りを進めています。

契約更改後、来季の目標を色紙に「リーグ優勝」と記しガッツポーズするDeNA山崎(撮影・宮地輝)

DeNA山崎康晃投手(32)が19日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行った。現状維持の年俸3億円でサイン。22年オフに6年の大型契約を結び、来季は同契約の3年目となる。「1年間みんなと戦って3位でしたけど最後は下剋上を果たして、すごく良い景色を見られた。来年につながると思いますし、それはまた継承して、チームの雰囲気を締めて、来年戦っていかないといけないかなと思います」と来季に目を向けた。

今季は38試合に登板して3勝5敗4セーブ、11ホールド、防御率3・35をマーク。7月27日巨人戦(横浜)では負傷で登板回避した平良に代わってプロ初先発。531試合目での初先発はNPB史上最遅記録となった。「いろんな立場だったり役回りだったりでブルペンの仕事を経験した1年になりました。個人的にはまだまだやれるなという気持ちでいますし、来年も戦えるような準備をしている。見違えるような体になってみなさまに期待して頂きたい」と力を込めた。

毎年恒例だった三嶋らとの「チーム厚木」は解散。沖縄や横浜を中心に堀岡、宮城、松本凌、元同僚のオイシックス三上らと自主トレを行う。フィリピン出身の母の血を引く右腕は「ハーフ特有の強い血だったり能力をトレーニングで引き出して極めていきたいとトレーナーとも話してます。誰もが持ち合わせているわけではないので、その強みを発揮していければ」と話し、守護神奪回についても「守護神とか9回への思いはありますけど、まずはチームが勝つことを第一に考えて行きたい」とした。(金額は推定)

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