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【ロッテ】石川柊太、背番号は「21」 吉井監督から譲り受けた経緯明かす


石川柊太投手(32)がソフトバンクからFA権を行使し、ロッテに入団することが決まり、19日にZOZOマリンで入団会見を行いました。石川は背番号「21」でプレーし、これは吉井理人監督が今季まで使用していた番号です。吉井監督の配慮により、この番号を受け取った石川は「その番号を受け取って戦うことに意味がある」と述べました。ロッテは宣言残留を認めるソフトバンク、巨人、オリックス、ヤクルトの5球団が参加する争奪戦を制しました。石川は今季、15試合に登板し、防御率2.56で7勝2敗という成績を残しています。ロッテでは先発ローテーションに組み入れられる見込みで、ポスティングで海外移籍を視野に入れる佐々木朗希投手や去就が不透明なメルセデス投手などに対する重要な補強とされています。

入団会見でユニホームを着て笑顔のロッテ石川柊。右は吉井監督(撮影・鈴木みどり)

ソフトバンクから国内FA権を行使し、ロッテに入団する石川柊太投手(32)が19日、ZOZOマリンで入団会見に臨み、吉井理人監督(59)が今季まで背負った「21」でプレーすることが発表された。

石川柊は「交渉の中で『この番号でどうだ』っていう話を聞いたときに、吉井監督が『21やめてもいいよ』みたいなことをボソッと言ってくださって。そう言っていただけるなら、その番号を受け取って戦うことに意味がある」と経緯を語った。

吉井監督は来季から背番号「81」。今季まで「81」だった伊志嶺翔太2軍外野守備兼走塁コーチが「74」となる。

石川柊の争奪戦には、宣言残留を認めるソフトバンクに加え、巨人、オリックス、ヤクルトが獲得に乗り出していたが、ロッテが5球団の争奪戦を制した。先発陣は佐々木朗希投手(23)がポスティングシステムで海外挑戦、左腕メルセデスとカイケルが自由契約で去就が不透明。石川の先発ローテーションは確実視されている。

石川柊は今季15試合に登板し、7勝2敗で防御率2・56。新型コロナの影響で120試合の短縮シーズンとなった20年には、リーグ最多タイの11勝、勝率7割8分6厘でリーグ最多勝率のタイトルを獲得した。

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