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【U19日本代表】流通経大に勝利 佐藤龍之介、高岡伶颯、大関友翔、徳田誉、井上愛簾がゴール


U-19日本代表は、来年2月に控えるU-20アジアカップに向けて、千葉市内で流通経大とトレーニングマッチを行い、5-2で勝利しました。試合は30分を3本行い、それぞれ3-0、1-1、1-1の結果となりました。開始直後には、MF大関友翔のロングパスを受けたMF佐藤龍之介が右サイドでプレーし、FW井上愛簾が先制ゴールを決めました。試合を通じて、U-19日本代表は圧倒的なプレーを見せ、特に得点力のあるFW陣が活躍しました。監督の船越優蔵は、大きなケガ無く合宿を終えたことに満足し、守備の精度向上を次の課題としています。また、個々の選手の能力向上を強調し、来年の挑戦へ向けてチームを一歩進める意向を示しました。

流通経大とのトレーニングマッチで得点を奪ったU-19日本代表MF佐藤龍之介(撮影・佐藤成)

来年2月にU-20アジアカップ(杯)中国大会を控えるU-19(19歳以下)日本代表が19日、千葉市内で流通経大と練習試合を行い、年内最後の合宿を打ち上げた。30分を3本行い、3-0、1-1、1-1の計5-2で勝利した。

試合は序盤からU-19日本代表が圧倒する。開始直後に、MF大関友翔(19=福島ユナイテッド)のロングパスをMF佐藤龍之介(18=FC東京)が右サイドで受けて、最後はFW井上愛簾(18=サンフレッチェ広島)がニアを抜くゴールで先制。10分頃には佐藤がミドルシュートを沈めると、15分頃にも大関が決めてリードを広げた。

2本目はメンバーを数人入れ替え、システムも3バックから4バックに変更。1失点したが、サウサンプトン内定の注目FW高岡伶颯(18=日章学園)が相手のパスミスを見逃さずにきっちりとゴールネットを揺らした。

3本目は今季J1で得点を記録したFW徳田誉(18=鹿島アントラーズユース)が左足で豪快にゴール。その後失点し、攻め込まれる場面もあったがしのいで1-1で終えた。

コンディションにはばらつきががあった。プロ、大学生、Jクラブユース、高校生とさまざまなカテゴリーの選手が集まったが、それぞれがアピール。9月のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の予選を兼ねる同アジア杯出場へ、強い意志を示した。

チームを率いる船越優蔵監督(47)は、「大きなケガなく終われたことがい一番。選手を見極めるというところで良い成果が出た」と満足げに振り返った。守備やアタッキングサードの精度を課題に挙げつつ、「今までずっと積み上げてきたことをやっていきたい」と来年も継続していく。

選手には「個人で打開できないといけない。その中でコンビネーションが生まれる」と口酸っぱく伝えているという。個の能力を伸ばし、世界で通用するチームに高めていく。【佐藤成】

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